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「そろそろ眠くなってきましたね…Aさんの声もだいぶ眠そう」
「うん…すこし、ねむいです」
「そろそろ寝ますか、明日も会えますし」
「通話きるんですか……？」
「嫌ですか？」
回らない頭でなんとか剣持さんの声を拾って言葉を返す。
「いやです、寂しいです」
「っ、貴方って人は…」
あれ、何言った私…まぁいっか、と少しずつ瞼が落ちてくる。
「けんもち、さん」
「はい、剣持ですよ。どうしました？」
「ふふ」
「……Aさん？？Aさん、ちょっと？！言いかけて寝るのはずるいですよ、寂しいとか…可愛い事言って寝ちゃうなんて」
落ちていく意識の中、剣持さんの優しい声が聴こえた。
「おやすみなさい、いい夜を。」
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
7:23に目を覚まして、スマホを開くと剣持さんとのラインの画面が目に入った。
「やっば！！！昨日寝落ちしちゃったかも、恥ずかし………」
5時間52分とかいう昨日会ったばかりとは思えないような通話時間に驚きながらもLINEに返事をする。
剣持刀也Aさん、おはようございます
剣持刀也今日、駅に14時からで大丈夫ですか?
Aごめんなさい、寝落ちしちゃって…失礼な事とか言ってませんでしたか?
A大丈夫です!14時に駅で待ち合わせですね!
剣持刀也可愛らしい事は言ってましたけど、大丈夫ですよ
剣持刀也はい、楽しみにしていますね
「かっ、かわ………」
うっすらと覚えている昨日の夜の事。寂しいとか言ってた気がする、恥ずかしかで死にそう……
「ってそれより今日の事……！」
服も髪もメイクも昨日よりもしっかりデート向けにしたいが、1人では心許ないので、助っ人へLINEを入れた。
Aリリちゃ〜ん!たすけて…
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
「でっ、デート！？」
「昨日、夜に電話して…その時に誘われて」
「うわ、かなり脈アリ」
「違うよ、剣持さんは趣味合うから私と仲良くなりたいってだけだよ」
自惚れないように、しっかりそう伝えると、リリちゃんは少し安心したような不満を持っているような不思議な顔をした。
「まっ、呼び出されたからには過去一可愛くしてあげる」
「ありがとリリちゃん！」
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さえ(プロフ) - とても好きです…終始どきどきしちゃいました…！ここまでのめり込んで一気に読み進めてしまった夢小説は初めてです（ ; ; ）続きも楽しみです〜！ (2022年7月30日 5時) (
レス) @page30 id: 2b507589db (このIDを非表示/違反報告)
あゆみ(プロフ) - もう本当に最高です、、この年の夏はこの作品を読んでキュンキュンします、、！次の更新も楽しみにしています！ (2022年7月14日 2時) (レス) @page30 id: 1248570467 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - はじめまして、コメント失礼します。設定タグをご本人様の名前含め、検索除けタグのみに変更お願いします。デリケートな界隈なので対応のほどよろしくお願いします。変更終わりましたらコメントの方は消していただいて構いません。長文失礼しました。 (2022年5月15日 22時) (レス) id: 2518b8b23d (このIDを非表示/違反報告)
いな(プロフ) - すごく面白かったです！久しぶりにめっちゃドキドキしました‥！剣持の小説あんまりないのですごく助かります。更新大変だと思いますが頑張って下さい応援してます！！ (2022年3月16日 1時) (レス) @page26 id: f1af487042 (このIDを非表示/違反報告)
ミウラ(プロフ) - めちゃくちゃおもしろいです！！！ (2022年3月7日 22時) (レス) id: 74bdb3d0ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かへ
| 作成日時：2022年1月26日 15時
