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ut「ん…うううぅ」
生徒会の仲間である鬱の声が聞こえてきて意識が冴える。
自分の頬には硬く冷たい感触があった。
目をゆっくり開くと、目の前には赤いマフラーを巻いた制服の男性がうつっている。
恐らく、というかトントンだろう。
ut「ここどこや！？」
頭の上で鬱くんのうるさい声が響いたので私も体を起こす。
rb「うるさいわお前……ここどこや？」
私が体を起こしたのと同時にロボロも起き上がり、目が合ったので笑いあった。
ut「ロボロ！Aちゃん！起きた！？」
rb「どこやここ…」
「起きた…けど、ここは？」
ut「俺もわからんねん…目が覚めたらここで」
kn「ん、ぅ？なんやここ…」
ガラガラの声でそういったのはコネシマ。
この部屋で眠っているのは全員知った顔だった。
「まじ意味わからん…うちら生徒会室で仕事してたはず、やったよな」
rb「そのはずやな」
だが、私達の目の前に広がっているのは生徒会室ではなく、ホールのようなところ。
木でできた扉に、フカフカそうなソファ
高そうな丸型のカーペットが床に敷いてあって、夏だというのに火がついた暖炉の上には砂時計が1つと綺麗な宝石が15個。
大きな時計は12時を指していた。
暖炉の傍に寄っても暑さは感じられず、寧ろ涼しい風が来ていた。
「変なところ……」
zm「なんでこんな所におるんや俺ら」
いつの間にか目を覚ましたのかゾムが私の横にいた。
カーペットの上で気持ちよさそうな顔で眠っているチーノくんと、隅っこの方で壁に寄りかかりながら寝ている兄さん先輩、そして冷たい床に頬を擦り付けて眠っているトントン。
「とりあえず寝てる3人起こそうよ」
kn「せやな！！！」
元気よく返事をしたコネシマはトントンを蹴り出す。それを見たゾムも、楽しそうに駆け寄ってイタズラし始めた。
tn「ハイ！ハイ！ハイ！ハイハイ！起きた！起きたから！」
叫びながら目を覚ましたトントン。
その声で目が覚めたらしい2人が体を起こして、その場にいる全員が目を覚ました。
ci「おはようございます？」
ni「…なにここ」
結局、部屋の中居たのは
私
トントン
ゾム
コネシマ
ロボロ
鬱くん
チーノくん
兄さん先輩
だけだった。
「生徒会のメンバー7人足りないけど…どうして私達だけこんな所に？」
ut「分からない…でも、出口探したら帰れるやろ」
kn「そ、そう、そうやな！」
tn「出てみるか？」
ni「全員で出るのは危ないんやない？」
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ルリ(プロフ) - めちゃくちゃ泣いてしまった…続き楽しみにしてます！！！ (2020年1月23日 15時) (
レス) id: f44adf4250 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 続き楽しみにしてます！頑張ってください！（ﾆｲｻﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝ ﾍﾟｼﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝ） (2020年1月5日 22時) (レス) id: b5fe133414 (このIDを非表示/違反報告)
ひつじ - 心臓が..ヤバイ泣く(ぺ神と兄さんが..) (2019年12月17日 23時) (レス) id: 7543d7e2fc (このIDを非表示/違反報告)
Ri - 初コメ失礼します 呪鬼パロ…いいっすね!好きです。アアアアアアアアア、神様ああああああ(最推しの神が死んだ時のうち)おもろい!頑張って下さい！ (2019年10月12日 23時) (レス) id: 8c5a8988a8 (このIDを非表示/違反報告)
まうるもち - 初コメ失礼します。面白くて続きが気になってつい、何度も覗いてしまいます〜(ぺ神ﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝ) (2019年10月7日 22時) (レス) id: a48c43d4d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月雛
| 作成日時：2019年9月8日 14時
