第３７話 手遅れ ページ39
＊
『お、』
？「あ？あ.....」
？「ん？あ、A！」
『よー、日向。相変わらず元気だな。影山は、元気にやってるか？』
影「おう」
バレーシューズコーナーへ続く道でやっと影山と日向を見つけた。相変わらず日向は元気だ。
影山も元気だって言ってるし、よかったよかった。
日「凄い偶然だな〜。部活の買い出しか？」
『おう。先輩と一緒にな』
影「....おいA、その先輩って......」
『及川さんと岩ちゃんだ』
私がそう言うと、あからさまに顔をしかめる影山。
隣で“大王様も来てんのか？！”と騒いでる日向にはそうだと返事をしておいた。
『まぁそうわかりやすい顔すんなって。多分今会わないように....とか考えてんだろうけど、手遅れだしさ』
影「は？」
影山の背後を指差したら、影山と日向は私が指差した方を見る。
そこには、こっちに向かって歩いて来る及川さんと岩ちゃんが居た。
及「やっほー、トビオちゃんにチビちゃん。偶然だねー」
影「....ども」
日「ど、どうも！」
岩「A、レジ混み出してっから俺はもう会計しに行くつもりだが、一緒に会計しといてやろうか？」
『え、いいんすか？』
岩「おう。お前のならな」
つまり及川さんのはしないってことなんだろうな。
まぁ、せっかく影山と日向に会えたんだし、もうちょっと話したいからお言葉に甘えることにする。
『こっちがスポドリの部費で、こっちがサポーターのお金です。すみません、お願いします』
岩「おう。行くぞ、及川」
及「はぁーい....。ほんと俺の扱いって....」
カゴを持ってレジに向かう岩ちゃんと愚痴る及川さんを見送る。
影「....お前が及川さんと一緒に買い物に来るとか珍しいな。岩泉さんが居るからか？」
『よくわかってんな』
影「そりゃあまぁ、中学の時も及川さんからの誘いは最低でも第三者が居ないと嫌だってよく断ってるの見てたし」
何度あのやりとりを一年間で見たことか....。と言う影山に思わず苦笑いがこぼれた。
今回も同じ断り方しました、私。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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おみくじ結果は「末凶」でした！
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司(プロフ) - 自称日本一さん» 了解です！投票ありがとうございました。はい！頑張ります！ (2015年8月8日 17時) (
レス) id: ec1e43fdf3 (このIDを非表示/違反報告)
自称日本一(プロフ) - 私も及川さんがいいですね(ついさっきアンケートしてきた)更新がんばってください( ´∀`)/~~ (2015年8月8日 17時) (レス) id: 9946a11a94 (このIDを非表示/違反報告)
司(プロフ) - ニャニャさん» 及川さんとですね。誰とくっつけようか迷ってたところなんで、候補に入れさせてもらいますね！ (2015年8月6日 14時) (レス) id: ec1e43fdf3 (このIDを非表示/違反報告)
ニャニャ - 最後及川さんとくっついたら面白そーですけどね.....(及川大好き人間的。) (2015年8月6日 9時) (レス) id: 8bbfa20638 (このIDを非表示/違反報告)
司(プロフ) - あかりさん» ほんとですか？主人公のキャラが嫌われずに受け入れてもらえてよかったです！ (2015年7月6日 12時) (レス) id: ec1e43fdf3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：司 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/tukasa11153/
作成日時：2015年6月14日 14時
