46話 ページ47
sideA
クルーウェル｢仔犬。｣
先生に呼ばれた。
A『なぁに？』
撫でられた。
クルーウェル｢Good Girl｣
御満悦。
クルーウェル｢このクルーウェル様の言う事を聞いた褒美をやろう。｣
あー、あのシャンプーって先生からってこと？
クルーウェル｢仔犬、手を出せ。｣
ん？
紙袋を差し出された。
A『これなぁに？』
クルーウェル｢帰ってからのお楽しみだ。｣
？
A『よくわかんないけど、ありがとー。』
めっちゃ撫でられた。
エース｢うわ！オンボロ寮の先輩居る！？｣
うるさ。
A『なぁに、居たら悪いわけ？私も担任クルーウェル先生が良い〜…』
そしたら楽しい。
クルーウェル｢仔犬。｣
ん？
クルーウェル｢あまり主人を弄ぶのは感心しないな。｣
弄ぶ？
A『してないよー？』
ラギー｢あ、居た。Aー。次の授業、一緒に行くッスよー。｣
あ、ラギー。
グリム｢あ！お前は！｣
監督生｢また出た！｣
？
A『またねー、先生。』
A『あ、アズールも居る。』
アズール｢この科目は2年次は必修ですからね。｣
ウツボは？
ジェイド｢フロイドったら、｢オレ今気分じゃねーし｣と言って出て行ってしまいました。｣
あー、目に浮かぶ〜。
A『ねー、誰かおぶって。』
みんな足長いし歩幅でか。
ラギー｢愚者の行進！｣
お？
ﾊﾞｷｯ!!
なんか嫌な音した。
ラギー｢A〜！？！？｣
ジェイド｢おやおや、タコと同じ軟体動物かと思っていましたが。｣
アズール｢僕もそこまで酷くないです…｣
クルーウェル｢Bad boy！授業始まる…A！？｣
身体を守ろうと私の意識は再生に持って行かれた。
クルーウェル｢仔犬共！ステイ！騒いだらキツいお仕置だ。｣
Noside
クルーウェル｢竜人族は陸での移動は負荷がかかる。その為歩くスピードがかなり遅い。歩くのならば飛ぶか水中に潜る方が彼等の身体上安全だ。｣
白い少女は毛皮にまみれて放心状態。
クルーウェル｢骨が脆いし再生が遅いんだ。竜人族は。だから慎重にならざるを得ない。｣
クルーウェル｢以後気をつけるように。さっさと授業に行け。仔犬は俺が預かる。｣
バタバタと教室に向かう3人。
クルーウェル｢さて、授業を始める。｣
毛皮のコートを敷いて少女を寝かせたまま授業に入る。
竜人族の再生はかなり時間がかかる。
その為、魔法薬が投薬される事が多い。
クルーウェル(俺の魔法薬で再生が早められば良いが…)
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莉奈 - 初めまして、この作品を気に入っており更新を楽しみにしております。ペテン師様のペースで更新頑張ってください (2020年4月6日 19時) (
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作者名：ペテン師 | 作成日時：2020年3月30日 9時
