【Twisted Wonderland】優秀な放浪者 (ページ11)

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10話ページ11

sideA

音楽か…

嫌いじゃない。

実技の中では得意な方。

あ、レオナが真面目に外で体育してる。

飛行術ではないみたい。

陸上競技っぽい。

A『気づかないかな～…』

ルークも居る。

同じクラスだったっけ。

ルーク｢麗しき孤高のプリンセス！｣

うるさ。

手だけ振っとこう。

バルカス｢こら！キングスカラー！どこへ行く！｣

グラウンドからひとっ飛び。

レオナ｢他の男を誑かすのがそんなに好きかよ。｣

A『ご、誤解だよ～…レオナが1番だよ～！』

レオナ｢ふーん。｣

ｸﾞｲｯと私を引っ張って

A『なぁに？』

首に痛みと耳に響く吸引音。

A『ちょっと～…』

レオナ｢これ以上増やされたくないなら、他の男を誑かすなよ。｣

別にやってないけど。

バルカス｢キングスカラーはココか！｣

わあお。

A『レオナ、お昼に迎えに行くからね。』

レオナ｢ん。｣

戻って行った。

((アイツ、よくサバナクローの寮長にタメ口聞ける…))

リドル｢A！授業妨害だぞ！｣

A『えぇー…タルトで許してよぉ。』

リドル｢なんでもない日記念の前までに提出すること！｣

フロイド｢金魚ちゃんもチンアナゴちゃんも楽しそう～。｣

A『私を奇妙なあだ名で呼ばないで。』

リドル｢そこはボクも同感だ。｣

フロイドは変なあだ名をつける。

私は白くて細いからチンアナゴみたいって言われてからそう呼ばれてる。

やめてって言ってるのにずっと呼ばれてる…

やだよ。チンアナゴとか。

あ、レオナがグラウンドに戻った。

A『リンゴのタルトとかどう？規律に違反しない？』

リドル｢ああ。問題ない。｣

失敗したら嫌だしトレイと作ろ。