再会�� ページ10
そのまま悟くんの手を借りて、店の近くにあった公園に移動して、気が済むまで泣いた。
本当に、公園が近くにあって良かった。ずっとあのまま店の前で泣き続ける訳にもいかなかったし。
公園のベンチで、私が泣いている間、悟くんは何も言わずにずっと私の背中をさすってくれていた。
酷い事を言ったはずなのに。
ようやく私が泣き止むと悟くんがハンカチを出してくれる。
五条「...ほら。A、顔面ぐっしゃぐしゃになってるよ。人通り少ないとはいえ誰かに見られたら嫌でしょ」
A「こういうのって泣いてる最中に渡してくれるものじゃないの」
笑ってハンカチを素直に受け取る。
五条「泣いてる最中はさすがに声かけにくいだろ。
...こっち向いて。.......目ぇ腫れてる」
A「こんな泣くとは思わなかった。
...にしても顔面ぐしゃぐしゃで悪かったね。お目汚しの顔なんて見せないにきまってんじゃん」
こんな時でもきちんとディスってくる悟くん。そりゃ元から可愛くないし、泣いたらもっとブスになるかもだけど傷心中の人間にそんなこと言わなくてもいいじゃんね。
そう思ってわざと悟くんと反対方向を向く。
しっかり泣き顔を見られて笑われたりでもしたらさすがにキレそうだ。
五条「お目汚し？んなわけないでしょ。どこが？？
泣きたい時くらい誰にでもあるんだから思いっきり泣けばいいじゃん。
大丈夫、泣いた顔も可愛いから」
その言葉に、ん？と悟くんの方を向いてしまう。
...今こいつ、変なこと言わなかった.....？？
気が動転したのか、口が滑ったのか、はたまた嘘なのか。
いや、あの悟くんのことだ。御三家の1つ、五条家の坊ちゃん、五条悟だ。
どうせいじっているだけに決まっている。
A「はいはい、今そういう気分じゃないの。喧嘩したかったら他所でやって」
五条「は、何言ってんの。
喧嘩したいわけでもねぇし全部本気だよ。
お前、いつでも可愛いんだからもっと自覚しろよ」
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プスメラウィッチ - 美波さん初めまして、この小説は五条悟オチですか？できれば五条悟でお願い出来ますか？続き頑張って下さい。応援してます。楽しみにしてます。 (2022年1月23日 20時) (
レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
美波(プロフ) - 俎板専門店まりもさん» あ、めちゃくちゃ嬉しいです…(;_;)(;_;)(;_;)(;_;)(;_;)(;_;)(;_;)(;_;)(;_;)(;_;) (2021年3月22日 15時) (レス) id: 1b90c873e2 (このIDを非表示/違反報告)
俎板専門店まりも(プロフ) - あ、これ好きなやつや… (2021年3月22日 1時) (レス) id: f0bf4ba122 (このIDを非表示/違反報告)
美波(プロフ) - 黒井かまさん» いえいえ！！！こちらこそ見てくれてありがとうございます...(;_;)！ (2021年3月13日 15時) (レス) id: 1b90c873e2 (このIDを非表示/違反報告)
黒井かま(プロフ) - もう、題名見た瞬間これ求めてたやつだっ、てなりました。供給ありがとうございます (2021年3月11日 16時) (レス) id: 27448737b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美波 | 作成日時：2021年3月3日 1時
