襲来�� ページ25
私は1度大きくため息をつく。
A「……ん、分かった。
命に代えられるものって無いもんね...。
しばらくは、ここにいることにする。
だから守ってよ、最強様？」
そう言って悟くんを見ると、悟くんは1度目を大きく開いた後、顔を真っ赤に染めた。
えっ何。そのうぶな反応……。
A「…えっと、」
五条「...っ、お前今こっち見んなって！！
…っあ〜〜〜〜〜、やばい。可愛すぎてマジでやばい。……待って、まじで結婚しよ…」
それから真顔になって、手で顔を多いながら上を向いて呟く悟くん。
...怖。情緒不安定にでもなったんか。
いやまぁ、確かにこいつは情緒不安定だったな、と今更ながらに思う。
……てか今なんて言った？
A「結婚？絶対しないよ？？」
五条「わざわざ否定してこなくてもいいって。
……いいよ、絶対落とすから。僕がいないと生きられないようにしてあげるからね〜！」
A「サイコパスすぎてありがた迷惑。
んで？そのためには仕事、辞めないといけないんだけどどうしよっかなぁ...」
そもそも仕事って「やめたいのでやめます！」みたいに言った後にすぐやめられるものなのか？
社会人になればある程度の責任を負う。自分の欲だけで動く訳にはいか
五条「あ、それもう僕やって来ちゃった！」
A「……？？」
五条「その絶妙な顔で『何言ってんだこいつ』の顔やめてくれる？さすがに傷つくんだけど。たまにするよね、それ。
Aが起きんの遅いから早めに退職届もらって僕が書いちゃった！！
退職届って本人じゃないと貰えないと思ってたけど教育委員会の方に話通したらすんなり貰えたよ！
いや〜、僕って優秀！！」
悟くんの言葉に愕然とする。
A「じゃ、じゃあ、今の私は...」
五条「無職」
A「腹切って詫びろ」
僕最強だから死ねないよ、とかほざく悟くんの隣で盛大なため息をつく。
私が寝ている間に退職届？
もしも私が仕事辞める気無かったらどうするつもりだったのだろう。
しかも辞める時はさすがにちゃんと挨拶回りとかしたかった。
これじゃ私が社会人脱落組に入ってしまう。
A「……ま、悟くん、お坊ちゃんだったもんな。知らないか、そういうの」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2735人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
プスメラウィッチ - 美波さん初めまして、この小説は五条悟オチですか？できれば五条悟でお願い出来ますか？続き頑張って下さい。応援してます。楽しみにしてます。 (2022年1月23日 20時) (
レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
美波(プロフ) - 俎板専門店まりもさん» あ、めちゃくちゃ嬉しいです…(;_;)(;_;)(;_;)(;_;)(;_;)(;_;)(;_;)(;_;)(;_;)(;_;) (2021年3月22日 15時) (レス) id: 1b90c873e2 (このIDを非表示/違反報告)
俎板専門店まりも(プロフ) - あ、これ好きなやつや… (2021年3月22日 1時) (レス) id: f0bf4ba122 (このIDを非表示/違反報告)
美波(プロフ) - 黒井かまさん» いえいえ！！！こちらこそ見てくれてありがとうございます...(;_;)！ (2021年3月13日 15時) (レス) id: 1b90c873e2 (このIDを非表示/違反報告)
黒井かま(プロフ) - もう、題名見た瞬間これ求めてたやつだっ、てなりました。供給ありがとうございます (2021年3月11日 16時) (レス) id: 27448737b8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：美波 | 作成日時：2021年3月3日 1時
