二人の正体 ページ37
ここは…？
「ミン君？ミン君！」
辺りを見回してもミンソク君の姿はない
自分の状況を把握しようとするけど理解できない
なぜこんな場所にいるのか？
一緒にいたはずのミンソク君はどこにいるのか？
どうしてあたしはここで手足を縛られているのか…
携帯…携帯は？！
辺りをもう一度確認するけど
持っていたはずの鞄もない
ガタンｯ
外から突然音がして思わず息を潜める
あたしが今いる場所の入り口が開いて
外に誰かが立ってる
でも夕日が眩しくて目を細める
『――あら目が覚めたみたいよ』
甲高い声…
この声は聞き覚えがある
そこへ現れたのはヒョナさんとミンソク君
ここはヒョナさんの別荘で
周りは山に囲まれているから人がそうそう来る場所ではないと言われ
ヒョナさんからミンソク君とは兄妹ではないこと
すべてが嘘で
監視する為に私のそばにいた事
チャンミンを会場で襲って
ヒョナさんの相手をジェジュンにするように仕向けたのもミンソク君だと
「――嘘だよ…ミン君はそんな事する人じゃないよ！ね？そうだよね？」
MK「――っ」
あたしの姿を見るに耐え切れず目を逸らすミンソク
MK『…もうやめよう』
HN『何を言い出すの？今更やめたって罪にならないとでも思うの？』
MK『これ以上彼女が傷つく姿を見たくない！これから警察に行って全部話す』
HN『そんな事したらどうなるか分かってるの？！あんんたに払った報酬も返してもらうし違約金も払ってもらうわよ?!』
MK『…分かってる』
HN『兄妹や父親に何かあっても保証はしないわ！』
MK『父さん達は関係ないじゃないか！手出すなら俺だけにすればいいだろ!!??』
HN『それが嫌なら最後まで成し遂げなさいよ』
MK『――ｸｿｯ』
HN「Aさん？今日はこれからマイナス１２度まで気温下がるんですって！ここは寒いけど風邪引かないでイイ子にしててね♪」
そう言いながらあたしの頭を撫でる
HN『さぁミンソク次のステップに進みましょう♪』
機嫌良く外へ出ていく
ミンソク君は何度もあたしの方を振り返って
辛そうな表情をしていた。
また薄暗い空間に一人きりになった
ラッキーアイテム
革ベルト
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りんご - はじめまして！最近読み始めたました。とっても面白くてドキドキしながら見てます。続き楽しみに待ってます！ (2014年8月30日 18時) (
レス) id: 7a193ae5fb (このIDを非表示/違反報告)
ユル☆(プロフ) - 彩さん» 彩さんはじめまして♪一気読みありがとうございます＾＾実は私も久々更新だったので、１から読みましたｗｗ更新はかなり遅いと思いますけど、ごくたーまに覗いてくださいネ (2012年11月2日 18時) (レス) id: adc7d334aa (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - はじめまして。１から一気読みしました。面白いです！続きを待ってます。 (2012年10月31日 21時) (携帯から) (レス) id: a4faaa6954 (このIDを非表示/違反報告)
ジェヒ - 続き気になって眠れません（汗 (2012年9月26日 21時) (レス) id: 1bf863094e (このIDを非表示/違反報告)
ユル☆(プロフ) - (o>ω<o)さん» (o>ω<o)さん、ｺﾒﾝﾄありがとうございます♪なかなかこちらの作品に手が回らなくて申し訳ないです＞＜忘れた頃に更新されてるっと思っていただけれたら幸いです (2012年3月19日 8時) (レス) id: ddc7ea3256 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユル☆
| 作成日時：2011年11月18日 12時
