【黒バス】たーんいんとぅっ!【悪女主】 (ページ26)

今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:23,072 hit

いいよねページ26

*
*

川橋side

……。俺と白桜以外の人達が帰っていった。さっきまで体育館にいたが、その時に知花が帰っていくのも見た。

だから実質、ここ(部室。体育館から移動した。)には俺等だけだ。

こんな状況でやる事と言えば…一つしかないよなぁ? 俺は近くにいる白桜に声をかける。

「おい、白桜。てめぇ…よくも俺に恥をかかせてくれたな。」

睨み付けながらそう言うと、途端に白桜は怯え始める。ふはっ、呼び出しに応じなかったからこうなるんだよ。

自業自得だな? 恨むなら俺じゃなくて、自分自身を恨めよ?

そう思い、俺は懐からカッターを取り出す。また昔みたいに、傷をつけてやるよ。

「覚悟しな。俺に恥をかかせた罰だ。」

そう言い、刃を数㎝ほど出した……次の瞬間だった。

「…覚悟しな、ねぇ…。ｱｯﾊﾊﾊﾊ!!!それはあんたの方だと思うけどねぇ!!」

・

仁奈side

部室に入ると、川橋がいた。仕掛けようと思って、皆が帰るのを待ってたんだろう。誰かがいたら、こんな状況作り出せないからね。

奴はあの時の様に…カッターを取り出し、私に向けてきた。私はそれを見た瞬間、思わず笑いが込み上げてきた。

もう、良いよね? 曝け出しちゃっても(・・・・・・・・・)。

「…覚悟しな、ねぇ…。ｱｯﾊﾊﾊﾊ!!!それはあんたの方だと思うけどねぇ!!」