あたらしい ページ14
メアside
デデドン! 机の中に入れていた携帯が、鳴った。LINEだ。誰からだ…?
ロック画面を見てみると、Aからだった。何々?別のクラスのモブ子から情報提供があったと…?
ほうほう。成程?いよいよ来たねぇ。私は横にいた仁奈の方を見ると、彼女も同じく携帯を見ていた。
そして私の方に目を向けると、嬉しそうににこーっと可愛らしい笑顔を浮かべた。
*
*
-もう2日後 仁奈side-
私はAちゃんと共に体育館へ向かうと、誰かが赤司君と話しているのが見えた。
黒髪の短髪に、黄色い目。…!!川橋だ!!あいつ、やっぱ男バス部に入ってきたか。
こりゃ好都合だ。向こうから潰されに来てくれるだなんて。こっちから行く手間が省けたわ。
んじゃ、着替えてからまたここへ戻って来ようか。私はAちゃんを連れて女子更衣室へと向かった。
・
ジャージに着替え終え、筆記用具も持って私達は出てきた。…おや。赤司君が皆、集まってくれと言っている。
選手達やマネージャー達は皆、不思議そうな顔をしながら赤司君の元に集まる。
彼は集まったのを確認すると、口を開いた。
「新しい選手を紹介する。1年の川橋大貴だ。…挨拶をしてくれ。」
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作者名:理依 | 作成日時:2018年3月12日 22時