第55話 スクランブルレーシング ページ6
※障害物競走の通過人数と騎馬戦の人数で少し原作改変が入りますが、原作キャラクターと夢主たちを入れ変えるのではなく、むしろ通過枠を増やすので原作キャラが蔑ろになる事はないです※
ここでは俺が、私が、僕が一番だ！そうでも言うかのように拳を交えようとしたその時…！
ＢＯＯＯＯＯＯＯＭ！！！
『後方で爆発！！？何だ、あの威力！？爆発か故意か…Ａ組緑谷爆風で猛追ー！！？』
仮想ヴィランの破片と思われる装甲に乗り、猛烈な爆風と共に突進してくる緑谷。
プレゼントマイク実況通り、五人は抜かれた。
「「おもしろくなってきました/きたァ♡」」
「デクぁ！！俺の前を行くんじゃねぇ！！！」
「後ろ気にしてる場合じゃねぇ…！」
爆豪は爆破の勢いで、海双兄弟は捕食者の風貌で全速力で走り、轟は自身の走る道に氷を張り、滑って加速をかける。
『先頭5人！足の引っ張り合いを止め緑谷を追う！！共通の敵が現れれば人は争いを止める！！争いはなくならないがな！』
『何言ってんだお前』
個性の相性が悪すぎた。普通の個性のキャパオーバーと違い三人は命にどうしても関わってしまう。だから、最大限に個性を使えない。それだけの話だ
『緑谷間髪入れず後続妨害！なんと地雷原即クリア！！イレイザーレッド、お前のクラスすげえな！！どう言う教育してんだ！』
『俺は何もしてねぇよ、奴等が勝手に火ィ付け合ってんだろ』
弱者は弱者なりに這い上がるしかない。どこの世界も共通だった。
ツイステッドワンダーランドでも、Aが生きた世界でも、この世界でも。
悔しさ、嫉妬、妬みで涙が出そうなAは歯を食いしばり、悲鳴を上げる足と脇腹に鞭を打って少しでも前を走る五人に追い付けるように走った。
『さァさァ序盤の展開から誰が予想出来た！？』
『無視か！』
『今１番にスタジアムへ帰って来た緑谷出久の存在をー！！』
大きな歓声がスタジアム外まで聞こえ、戦意は消失するもなんとかAは6位でゴールした。
『さあ続々とゴールインだ！順位等は後でまとめるからとりあえずお疲れ！！』
Aは思うように出なかった結果にいろんな感情が混じり、感情が爆発しそうで涙目だった
「クソクソクソッ！！なんでいつも上手く行かない！」
「よしよし、イーコイーコ」
「人生は予測できないものが多いのですから仕方ないですよ。それにまだ次があります」
両側から双子に抱き締められ冷静さを取り戻してきたA
「え、えぇ。まだ次がある、チャンスがある…！絶対に次は上手くやってみせる」
「その意気です」
「三人でがんばろー！」
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百華夜(プロフ) - ぬさん» コメントありがとうございます！執筆の際に、双子との掛け合いは特に大事にしていますので、そう思えてもらえて嬉しいです！更新頑張ります！ (1月19日 21時) (
レス) id: 4a0468ad2f (このIDを非表示/違反報告)
ぬ - ものすごく面白いです！！双子たちとの掛け合いがとにかくかわいいです♡更新応援しています！ (1月18日 23時) (レス) @page10 id: 745dfc8fb2 (このIDを非表示/違反報告)
百華夜（サブ垢） - あまねさん» コメントありがとうございます！私自身この小説を見返して、穴がぽつぽつあるなと感じ、これ大丈夫か？と不安に思っていたのですが、あなたの言ってくれた「好き」に報われました。ありがとうございます！ (1月15日 23時) (レス) id: a4b67a5d54 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - めちゃすきです！ (1月15日 21時) (レス) @page8 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
百華夜（サブ垢） - ふききゅさん» コメントありがとうございます！厳しい寒さが続きますのでそちらもご自愛ください。これからも楽しく頑張って執筆します！ (1月13日 14時) (レス) id: a4b67a5d54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：百華夜 | 作成日時：2025年1月13日 14時
