ナポレオンに喝采を！３【あんスタ】

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「忍法、枕投げの術でござる！」

「うおっ、仙石くん強い！」



仙石くんが枕を手裏剣みたいに投げてきた。慌てて避けると、枕が頰を掠めた。

あっぶな！



ただいま、夜の9時半。
1のAとBにわかれて枕投げ合戦の最中！



「だがしかーし！私にはこの魔種があるからね！」

「あっ」




私は魔法で枕をいっぱい作り出して、手当たり次第に投げまくった。



「うわっ、魔法とか反則でしょ〜!?」

「はっはっはっ、魔法を使っちゃダメなんてルールないからね！！」



必死に枕を避ける桃李くんに私は高笑いしながら枕をぶつける。

え、屁理屈だって？そんな意見は受け付けません！




よし、これからだ、と枕をまた作り出そうとしたとき。




「貴方たち、こんな夜に何やってるんですか！他の部屋からクレームがきていますよ！」


「げっ、椚先生！」



まさかの椚先生登場。




「泊まるのは結構ですが、マナーをわきまえなさい！高校1年生でしょう！」

「すいませーん…」



全員で謝ると、椚先生は呆れたように溜息をつきながら出て行った……ほっ。



「まあ時間も時間ですし、そろそろ寝ましょうか」


柴之くんのその一言で、私たちは寝ることになったのだった。





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