イケメンさんと私の寮生活2

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斗亜くんの着替えが終わったみたいなので私も着替える。
今日は、朝ごはんを食べ終わったら斗亜くんを家に送り届けるっていう重要な使命がある。あとは、斗亜くんのせいで私のLINEの通知がヤバいのでそれをどうにかする…。


あ「斗亜くん、服はあげるから返さなくていいよ。」


斗亜「やった！！」


あ「朝ごはん食べ終わったら家に帰るんだよ。私も行くからね。迷惑かけっちゃったからね。」


斗亜「迷惑って？」


あ「斗亜くんが付いてきちゃったのはある意味私のせいでもあるしね。」


大吾「西畑もついていくで！！」


流星「大ちゃんは行かへんの！！」


大吾「おおにっちゃん、嫉妬？嫉妬やんな？え、めっちゃ嬉しいんやけど！！」


流星「ちゃうけど。斗亜くんが可哀想やろ。」


勝利「それは俺も思ったよ。この人が暴れない間に帰るべきだよ。」


あ「はあ…。ごめんね、斗亜くん。またいつでも遊びに来て良いからね。泊まるのは日によってはダメなこともあるかもしれないけど。」


斗亜「うん！！次はみんなで来る！！」


あ「ほどほどにしてね(笑)じゃあ送っていくから西畑さんのことよろしく。」


紫耀「任せて！！」


あ「頼もしいわ。馬鹿力がそう言ってくれたら。」



斗亜くんを少し急かして、家の場所を教えてもらいながら斗亜くんの家へ。
ピンポーンとチャイムを押して出てきてくれたのは、めちゃくちゃ美人のお姉さん。

斗亜くんはお兄さんとお姉さんがいるらしい。

だからこそこういう甘え上手で無邪気な性格に育ったのかな。
なんか納得。お父さんとお母さんは、今、仕事へ行っているらしい。




斗亜姉「ごめんなさい。斗亜が迷惑をかけましたよね。この子、思いついたら一直線！みたいな周りが見えないことがあって…。」


あ「いえ。こちらこそ急に泊まらせるようなことになってすみません…。」


斗亜「お姉ちゃん、見て！！服！！」


斗亜姉「もらったの！？…本当、すみません。」


あ「そんなに着ないものなので(笑)では私は帰りますね。」


斗亜姉「いや、申し訳ないし女の子一人で帰すのは怖いから私が車で送っていきます。」


あ「ええ！？いや、申し訳ないですよ…。」


斗亜姉「遠慮しないでいいですから。お礼だと思ってください(笑)斗亜は課題やっとくこと。ついて来ちゃダメだからね。」


斗亜「え…。お姉ちゃんのケチ！！」

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