イケメンさんと私の寮生活 (ページ42)

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スポーツドリンク事件について、怒ることはなく呆れている様子。
『ちゃんと水分とらせてあげられんくてごめんな』と私に声をかけてくれる西畑さん。

バンッ

望「Aッ、大丈夫！？」

大吾「のんさん、速攻退場お願いします。」

望「ええ！？あわよくば、口移しに身体拭いてあげてやわらかい体を堪能しようと…。」

あ「退場で。」

大吾「さよなら。」

バタンッ

大吾「勝利くん、遅いな～。」

あ「佐藤さんも大学での授業がたくさんありますからね。」

大吾「せやな。勝利くん、忙しいもんな。」

あ「小瀧さんに何かお菓子とかあげたほうが良かったですかね？」

大吾「そのあたり漁って勝手に食べてるやろ。あ、スポーツドリンクとゼリーとってこよか。こういう時こそ、栄養取らなあかんから食べれるうちに食べとこ。」

秒で出て行った小瀧さんを気にする様子もなく、西畑さんは食べ物を取りに行ってくれた。
西畑さんも休憩したいよね。ちゃんと、お願いしよ。休憩してくださいって。

私のせいで寮のみんなが体調崩したら寮母失格。

大吾「A、A、勝利くん帰ってきたで！！あ、これスポドリとゼリーな。」

あ「ありがとう、西畑さん。」

勝利「ごめん、こんなに遅くなるとは思わなくて。」

あ「何かあったんですか？」

勝利「なんか知らない女の子に呼び出されて、今日は無理って言ったんだけど引いてくれなくて…。」

大吾「それ告白なんやない？」

勝利「仮にそうだとしても断ってたかな～。好みじゃなかった。」

あ「その女の子、可哀想すぎますよ。私のせいで告白もできないなんて…。」