イケメンさんと私の寮生活 (ページ5)

今日:3 hit、昨日:5 hit、合計:142,374 hit

5 ページ5

そんな会話をしていたら、

女子「へえ、寮母って(笑)」

女子「冗談もほどほどにしなよ。」

女子「平野さん…？めっちゃ不細工な親戚のおじさん？」

あ、聞かれた。でも信じてないみたい、よかった♪
平野さんは、めちゃくちゃイケメンのお兄さんですよーーーー。

と、言いたいのを抑えて

あ「ご想像にお任せしますよ。」

と、作り笑いで済ませる。

女子「変な子。本当、こんなのが大西先輩の彼女とか(笑)」

女子「ブスのくせにね。」

女子「大西先輩って趣味悪くない？」

あ「そうですね、私みたいなブス。」

実際、そうだし。

女子「そう思うなら別れたら？」

あ「嫌ですよ。そこまで性格悪いお前らに流星くんの相手させたくないんで。」

菜月「あはは、A言えてる。私だって駿佑にこんな奴の相手させたくないもん。」

女子「高見さん、口悪いのね。」

菜月「えー、事実言ってるだけ。」

女子「本当、嫌な人。」

流星「あ、A♪」

あ「流星くん。」

流星「お友達？じゃないか。A、菜月ちゃん以外いないって言ってたもんね。」

あ「うん、ただのクラスメート。」

女子「何言ってるのぉ、友達じゃない、ね？」

あ「違う。」

流星「そっか。ごめんな、急に来て。あのさ、筆箱忘れてん。」

あ「うん、貸してってこと？」

流星「そうそう、物わかり早くて助かるわあ。」

あ「クラスの子に借りたらいいじゃん。」

流星「どうせやったら、彼女の文房具でやる気だしたいやん。」

あ「はいはい。」

一応、シャープペンと赤ボールペンと消しゴム。
あと、定規。

流星「ありがとうな、」

あ「うん。」

こういうところでちゃんとカレカノアピールしてる。