愛、サプライズ。 ページ13
拓実さんと一緒に遊んでいる。
すっかり良くなったみたい。
福良さんは家の事とか仕事とか考えなくて良いよって言ってくれたけど、頭の中で記事を書いていた。
借りてきた国民的アニメを拓実さんと見る。
愛と勇気だけがともだちさ、なんて今考えると凄い歌詞だなと思ってしまう。
赤ちゃんに限らずこのアニメは凄い人気だ。
私はどちらかというとこしあん派かな。
このお方、つぶあんらしいけど。
大人になると見方変わっちゃうなぁ。
菌が敵サイドとか今考えるとめちゃくちゃ怖く感じるもん。
そんな事を考えているとインターホンが鳴った。
まだ福良さんが帰ってくる時間じゃないのに、誰だろう。
モニターを見ると宅急便のようだった。
福良さん宛だろうけど受け取るだけ受け取ろうかな。
「お待たせしました」
「AAさんのお宅ですか?こちら荷物です。サインをお願いします」
「えっ、あ、はい」
私宛…?
住所変更もしてないのにどうして?
送り先を見ると大手通販会社から。
私なんか注文したかな?
箱はとても綺麗に包装されている。
私宛だから確認しても良いよね?
間違ってたらクーリングオフ出来るよね?
なるべく綺麗に包装を取るとメッセージカードが同封されていた。
【 Aさんへ。いつもありがとう。これは俺からの感謝の気持ちだよ。福良 】
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作者名:*ゆ う* | 作者ホームページ:
作成日時:2021年2月28日 12時