ミ・アミーゴ。 ページ42
「ところでどこまで付いて来るんですか、新手のストーカーですか?」
「こんな堂々と一緒にいるストーカーいないでしょ。実は伊沢にオフィス来て欲しいって言われたんだよね、いっそがしいのに」
「忙しいのに可愛い後輩の為に行く田村さんステキ」
「棒読みかつ男に言われても嬉しくないんだけど」
結局田村さんと一緒にオフィスに向かうことに。
また誘おう、それでちょっと道変えよう。
***
オフィスに入るとこうちゃんがいつも動画で見るようなリアクション芸してる。
うん、僕とAさんとURの田村さんが一緒に来てるんだからそりゃ驚くだろ。
「えっ、田村さん来るの珍しっ」
「こうちゃんそんなに俺に会いたかったのか」
「わぁ!田村さんだぁ!久しぶりでーす!」
「山本くんは相変わらず小さいなぁ」
「小さいは余計です、心は大きいんです!」
後輩コンビはいつも一緒だな。
もう2人でひとつじゃん。
わたなべと祥彰じゃん。
「てかなんで田村さんと河村さんとAさんが一緒に来てるんですか?」
「不思議なんだけどー」
「僕たちの邪魔してるんですよ、田村さんは。こうちゃんこの人に説教してあげて」
「田村さん!いけませんっ!」
「は?付き合ってないんでしょ、お邪魔もなにも」
付き合ってないけどこっちは片想いしてるんです!
なんでそういうとこは鈍感なの!!
田村さんのばか!!
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作者名:*ゆ う* | 作者ホームページ:
作成日時:2021年1月3日 20時