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第3話 ページ3
小学校の時
洸人くんとはご近所さんでよく私の相手をしてくれていた
両親が仕事であまり家にいなかった私は、小学生だった私に対して一切嫌な顔をせず遊んでくれた
そんな洸人くんが大好きだった
でも中学一年の夏
洸人くんは私の知らないうちにいなくなっていた
中学だった私はもちろん洸人くんと連絡を取れる手段もあるわけなく
ずっと大好きな洸人くんは今も忘れられない人だった
でもこれから先、もう出会うことなんて無いと思っていたから
もう忘れようとしていたから
西「はじめまして
今年から2年C組で副担任を担当します、西洸人です
一年間よろしくお願いします」
まさかと思った
まさか会えるなんて思って無かったから
「え、うそ!私たちのクラスの副担任だって!」
藤牧「うるさ」
私たちのクラスメイトの女の子達は黄色い悲鳴をあげていたけど
私だけは声を上げることはできなかった
だって
ずっと会いたかった人がこんなに近くにいるんだから

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作者名:tsukki- | 作成日時:2024年1月3日 22時