六十五曲 ページ20
そらるside
そらる「遅い。」
かれこれ二時間
一向に帰ってこないまふ
坂田「それにしても遅いなぁ」
浦田「Aちゃんの家、遠いんじゃね。」
天月「にしては、遅すぎ!」
立夏ちゃんの近くでくだぁとしている
ゲームに飽きたのか立夏ちゃんに構い始めた
luz「と言うか、そのAちゃん?って誰なん?」
その時、携帯をいじっていたルスがAについて聞く
そらる「歌い手の-暁-だよ、ルスの前にコンサートに参加してた」
luz「あ〜、歌うまい子」
でもルスはあまり知らないのか、興味を示さなかった
luz「綺麗な子やったな」
坂田「え、ルスすんタイプ?」
luz「タイプっていうか、綺麗な子やったってだけやけど」
多分、なにも知らないルスからするとただの綺麗な子、となるんだろう
俺たちはコンサートを一緒にやっいたから、高校から知っていたから、綺麗とはもちろん思うけど、それ以上のなにかがあり、きっと俺以外の人たちはそんな感情すらないんだろう
だけど
坂田「まぁ、うん、そういえば綺麗やったもんな、Aちゃん」
志麻「そうやなぁ、今日は大人びてて綺麗やったわ。」
天月「そー…いえば…。うん。」
ルスがそんなこと言うもんだから、みんな、少しずつ意識してしまう
やめてくれ、と思いながら、これ以上Aの名前を出すことを阻止しているうちに、やっとまふが帰ってきて
「遅い。」と言うと
まふ「ふふ、少し色々あって」
まふは少し、微笑んで
なにかある。と心がざわざわってした。
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tsukki-(プロフ) - 雪華さん» ありがとうございます、もうそろそろ完結に向かいたいと思っています。あと少し応援よろしくお願いします。 (2019年3月28日 21時) (レス) id: 0ea2ed7c1d (このIDを非表示/違反報告)
雪華(プロフ) - 更新してくださってありがとうございます! 好きな作品なので通知が来ると、とてもうれしいです。これからもtsukki-さんのペースで更新していってください(数年ぐらいは余裕で待ちます)。応援しています。 (2019年3月13日 13時) (レス) id: f84b103640 (このIDを非表示/違反報告)
tsukki-(プロフ) - 時雨さん» 人に堂々と接するのは難しいものですが、良い人生を送っているから出来る事だと思います。これからどうなるかは私自身も少し迷っていますがこれからもよろしくおねがいいたします。コメントありがとうございました。 (2019年1月1日 21時) (レス) id: 1601c13111 (このIDを非表示/違反報告)
tsukki-(プロフ) - あゆめ さん» 人に嫌われたくなくて嫌いと言えない。それでも大切な人を大事にする気持ちの方が大きい故に嫌いと言える勇気ですね。これからもそんなカッコ良いそらるさんをよろしくおねがいいたします。コメントありがとうございました。 (2019年1月1日 21時) (レス) id: 1601c13111 (このIDを非表示/違反報告)
tsukki-(プロフ) - ルナさん» 喜んでもらえとても嬉しいです。これからも着実に更新させていただきますのでこれからも応援よろしくおねがいいたします。 (2019年1月1日 21時) (レス) id: 1601c13111 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:tsukki- | 作成日時:2018年11月23日 22時