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Aside


リハの途中から記憶がなくて
起きたら知らない天井とみんなの顔が見えて
なにがなんだかわからなかった。





大「大丈夫?無理に起きなくていいよ。
A、リハのときに倒れたんだよ」





状況把握できなくてぼーっとしてると
お兄ちゃんが話してくれた。

まだはっきりしない頭で考えて
真っ先に心配になったのはリハ。



それを察してか…


「みんなは理解してくれるって
Aが1番わかってるでしょ。

だいたいこんなことにでもなんなきゃ
休まないんだから休んで」





お兄ちゃんは普段ニコニコだけど
こういうときは厳しい。


きつく言わないと
私が聞かないのわかってるんだと思う。




少しするとお兄ちゃんは仕事で帰って
みんなもそれぞれ仕事があるから


慧「僕も残りたいよー」


颯「慧人置いてくで。
黎弥くん、澤夏くん、見張っといてな」


世「A、ちゃんと休むんだよ」


勇「無理したら腹筋200回だから」


堀「だからそれのが無理してるから」


って1人ずつ帰ってく。






最後までいてくれたのは黎弥と夏輝くん。


黎「大樹くん、強がってるけど
マネさんから電話きたときめちゃくちゃ慌ててたよ」


澤「あの慌てようはすごかった」


黎「笑っちゃいけないけどね」


『そうなの?』


澤「A、ほんとに愛されてると思う」


黎「俺も愛してる!」


『やかましい』


黎「伝わらないなぁ〜」


『とりあえず今日は大人しくしとく』


澤「みんなのためにもそうして」


黎「多分これでシスコンと過保護に
拍車かかるけどね」


『もういいよー。
これ以上過保護になってどうすんの』


澤「誰の手にも負えない…笑」

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作者名:なな | 作成日時:2020年2月15日 0時

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