. ページ23
着替えて軽くアップして
ちょっと走ろうかなと思って
ランニングマシーンへ。
少し走ってると
「お姉さん、めっちゃ走りますね」
え、なに？だれ？って思って隣を見る。
『なっちゃん！？』
「ははっ、ナイスリアクション」
まさかのなっちゃんで
そのまま隣のマシーンで走り出す。
『なにその声の掛け方。気持ち悪』
「傷つくわ〜」
『ここLDHの人だけなのに新手のナンパかと思った』
「知らない人いるわけないじゃん」
『こんな気持ち悪いナンパする人知らないわ。
てかなんでいんの？仕事は？』
「さっき終わった。Aは？1人？」
『今日はオフ。勇征と颯太と来たよ。ほら、あそこ』
「颯太珍しいな」
『ボーカルリハのあと
勇征の押しに負けたんじゃない？』
「Aも黎弥くんとはよく来るじゃん」
『そうだね。
今日は勇征にジムのあと焼肉行こうって言われて
無意識に返事してた』
「え、俺も焼肉行く」
『いいよ。なっちゃん1人？』
「夏輝くんと来てるよ」
『まじで！？』
「俺のときとあからさまにリアクション違うよね」
『そんなことない。あ、ねぇ、なっちゃん』
「ん？」
『また今度一緒に買い物行って』
「え、いいけど」
『この前選んでくれた服いい。週3で着てる』
「着すぎ。笑」
『どストライクだったんだもん』
「じゃあ次はAに
似合いそうな系統とかもっと考えとく。
他の店も調べとくわ」
『さすが。よろしく〜』
「出かける日もいつにするか決めよ」
『あ、そうだった』
「忘れんな」
なっちゃんと話してると…
「あ、お姉さん、隣いいですか？」
え、また？今日なんなの？って思って
今度は反対側を見る。
『夏輝くん！』
「ははっ、たしかにリアクション違うかも笑」
『夏輝くん、このあと暇？』
「ん？なんもないよ」
『焼肉行こ』
「いいね。2人？」
『あ、いや、勇征と颯太となっちゃんもいる』
「なんだぁ」
『じゃあ2人で』
堀「ちょっと！A！」
澤「うそうそ、言ってみただけ」
『じゃあ今度2人ね』
澤「オッケー」
堀「絶対ついてってやる」
『怖いよ。事件性を感じる』
2人は呑気に笑ってるけどランニングしながら
こんだけ話せる体力すごいな。
『ちょっともうしんどい。休憩』
堀「俺もしんどいわ。やめる」
澤「A、俺らより前から走ってたのにすごいな」
『まだまだ。2人には負ける』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 502人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「GENERATIONS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なな | 作成日時：2020年2月15日 0時
