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5話 ページ5

「えっと…むい…さんは、何か…御用ですか…?」

「むいちゃんで良いよ。敬語もなし。」

「で、でも…。」



あわあわとするその姿が何とも愛らしい。
心做しかAの手に持っている洗濯物まで可愛く見えてきた。(無一郎談)



「歳はいくつ?」



勿論無一郎はAの年齢を知っている。
しかしここは知らないふりをしておかないと警戒されてしまうので致し方ない。

因みに同じ歳だと知った時は運命だったと天に舞い上がっていたらしい。(宇髄談)



「えっと、十と四つです…。」

「僕も同じだよ。折角なんだし仲良くしよう?」



ね?と首を傾ける無一郎は何処からどう見てもただの美少女。

もしかしたら本当に生まれてくる性別間違えてるのかもしれない。



「え、えと…むいちゃん……?」



控えめに、ぎこちなく自分の(仮)名を呼ぶAが堪らなく可愛らしいものだから、無一郎は本気で食べたいと思った。(後日談)


無一郎は可愛すぎて吐血しそうなのを何とか堪えて、Aの持っている洗濯籠をひょいっと持ち上げた。



「む、むいちゃん?」

「結構重いでしょ?僕が持っていくよ。」

「で、でも…。」

「鍛えるのも兼ねてだから気にしないで。何処に持っていけば良いの?」



無一郎が爽やかすぎる美少女スマイルをその顔に宿すと、Aはぎこちなく庭の方を指さした。



はぁ、可愛い。(無一郎の心の声)



「ん。じゃあ行こ?」



無一郎はAに歩幅を合わせて庭へ足を進める。

因みに視線はAに釘付け。Aは緊張しているのか服の裾を握り締めて無一郎のことをチラチラと見る。



無一郎が男だと知っている人が見たら間違いなく恋人と間違われてしまうだろう。


















「宇髄さんだったんですか。時透君にあんなこと吹き込んだの。」



「わ、わりぃ。許してくれ。」



「許してあげますよ。このお薬の 実 験 台 になってくれたら。」



「実験台ってもう隠す気ないんだな……って待て待て待て。腐った野菜と鬼の血でも混ざってそうな色してるぞそれ。人間の飲むもんじゃねぇだろおいちょっと。

…あああああああああああ」

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ピクルス - 号泣 (2020年9月9日 14時) (レス) id: 2a7c012e78 (このIDを非表示/違反報告)
ピクルス -  うわぁぁぁぁぁぁぁあん!無一郎くん死なないでぇぇぁえぇぇぇぁあぇぁあええ (2020年9月9日 14時) (レス) id: 2a7c012e78 (このIDを非表示/違反報告)
白霞(プロフ) - わたぬきくん。さん» お祝いのお言葉ありがとうございます!そのように言って頂けて嬉しい限りでございます!最後までお付き合いくださりありがとうございました! (2020年8月30日 10時) (レス) id: 7828c1c33e (このIDを非表示/違反報告)
わたぬきくん。(プロフ) - テスト期間終わってきたら完結してた…ああもう号泣です!完結おめでとうございます!(泣) (2020年8月29日 14時) (レス) id: 9e97a6dad3 (このIDを非表示/違反報告)
白霞(プロフ) - リムさん» お祝いのお言葉と応援のお言葉ありがとうございます!そのように言って頂けて光栄の極みでございます…!本当に感謝の限りです。最後までお付き合いくださりありがとうございました! (2020年8月27日 0時) (レス) id: 7828c1c33e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白霞 | 作成日時:2020年7月23日 20時

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