16話 そして今 ページ17
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それからは
例えば私がリュックにつけている銀魂のストラップを
う「あ〜！！これうめみ欲しかったやつだ！ランダムで出なかったのに！なんでAが出てんの最悪！」
と言って山里中さんは勝手にストラップを掴み、引っ掻く。
鳥肌がたった。
『なっ！！何してるの！！？』
う「え？最初にいったよね？？同担拒否だって。だからAこの担降りてね。」
う「どした？言ってなかったっけ？？」
怒りを通り越して呆れる。
ファイルや文房具。
学校に持ってきた銀魂が関連しているものは、また傷つけられる可能性があるので持ってくるのを辞めた。
私はこの子と関わらなくなった。
そして今、
その人が目の前にいて
万事屋のみんなに会おうとしている。
この際山里中さんがどうやってここに来たのかはどうでも良かった。
近づいて欲しくない、
奪われたくない、
そんな欲まみれな思いが心を埋め尽くした。
う「どうしてAがここにいんの？」
怒りを含んだ声で私のもとへ階段を上りやってくる。
『山里中さん…』
威圧感がすごい。
この状況でも私は何とか山里中さんをここから帰せないか頭を働かせていた。
でもそれは意味がなくなってしまった。
ガラガラッ
銀さんの手によって玄関のドアが開かれてしまったんだ。
銀「！おっ、A。ここにいたのかって……誰だ？」
うめみの今の表情は、たぶん最初に私が銀さんを見たときの顔をしている。
当たり前だ。誰だって好きな人に会えたら嬉しい。
対照的に私は暗い顔をしているだろう。
どうしよう、このままじゃ…！！！
うめみは女子からの人気はなかったが男子からの人気はあった。
顔が良いんだ。クラスで3番目くらい。
しかもわがままで甘えてくるところが良いらしい。
私と反対だ。
う「ぎ、銀時…！！やっば！！！やっと会えた！私の彼氏♡♡♡」
銀「あ？」
奪われるかもしれない
『ぎ、銀…』
彼の名前を呼ぼうとしたら、
ギロッ
すごい形相で睨んでくるものだから何も言えなくなった。
銀「A？どうした？」
銀さんは顔色の悪い私を心配してくれるが、うめみはそんなの気にも止めず、
う「うめみ、山里中うめみって言うの、うめみって読んで♡」
自分の世界に引きずり込むんだ。
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流(プロフ) - ありがとうございます！！うめみ…どうなったかは想像に任せます（笑） (2020年4月26日 15時) (
レス) id: 63c3487d07 (このIDを非表示/違反報告)
ぎゆさね推し - うめみぶっコr((殴おっと本音が^^おもしろかったてす！これからも頑張って下さい！！ (2020年4月25日 19時) (レス) id: e3a1c753c0 (このIDを非表示/違反報告)
流(プロフ) - 月歌さん、ここまで読んで下さりありがとうございました！！面白かったならなによりです！ (2020年4月15日 12時) (レス) id: 63c3487d07 (このIDを非表示/違反報告)
月歌(プロフ) - 完結おめでとうございます！とっても面白かったです！ (2020年4月15日 11時) (レス) id: a934610289 (このIDを非表示/違反報告)
流(プロフ) - わーーー！ありがとうございます！！おっそいけれど頑張ります… (2020年4月3日 20時) (レス) id: 63c3487d07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：流 | 作成日時：2019年5月26日 17時
