◎キスは涙の味（r）前編 ページ18
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学校帰り
今日はオフだからゆっくり歩いて帰ってると、前方に那須を発見した
『那須〜！お疲れ様！』
那須「あ、お疲れ様です…」
『…どうしたの？なんか悩み事？』
那須「悩み事…っていうか、まあ、はい」
『私でよかったら相談のるけど、』
那須「…じゃあ、うち寄っていきませんか？ここ、なんで」
那須が指さしたのはもう驚くくらい豪邸って感じの一軒家
『え、ここ！？』
那須「え？はい…」
『す、凄いね…うん、お邪魔しようかな』
那須「じゃあ、どうぞ」
『お、お邪魔します……』
那須「まだ誰も帰ってないみたいです。弟も合宿行ってるんで、」
『あ、そうなんだ』
那須「2階に上がってすぐの扉が僕の部屋です。飲み物持って行くので先に上がっててください」
『うん、ありがと』
そう言われて2階に上がり扉を開けると綺麗に整頓された那須らしい部屋
でもやっぱり男の子って感じの雰囲気があって、何気にあまりジュニアの仲間の家に行った事の無い私は少し緊張してしまう
那須「…Aちゃん？」
『へ！？』
那須「クッションに座ってて良かったのに。どうぞ、」
那須に促されて小さなテーブルの横に置かれたクッションに座る
『…あ、それで、悩み事って？』
那須「ああ、うーん、」
『、ん？』
那須「…ちょっと周りの話聞いて焦ったというか、不安になったというか」
『周り？』
那須「同じクラスの友達です。もう、ほとんど皆彼女がいて、」
『ああ、私たちは仕方ないよ。仕事柄っていうか』
那須「…あ、あの、」
『ん？』
那須「……」
いつも冷静な那須が顔を真っ赤にして俯いている
『ど、どうしたの…』
那須「Aちゃんは、その…キス…した事ありますか？」
『………』
那須「………」
『えっ、は！？』
那須「いや、その！皆もうしてて、まだなのが可笑しいって言われて…そうなのかなって、」
『…おかしくはないよ。私は、高校1年生の時だったかな。ドラマでキスシーンがあって、でも初めてはやっぱり好きな人が良くて。立場上付き合ってはいなかったけど、その人にしてもらったな』
那須「…あの、じゃあ僕も…」
那須「初めては、Aちゃんがいい…です、」
『いや、それは…』
那須の要求に困って床を見つめてると手首を掴まれて、気付いたら背中にはさっき見つめていた床
そのまま那須の顔が近付いてきて唇に柔らかい感覚があった
『…なす、』
那須「っ、ごめんなさい、」
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さつち - 早く続きを読みたいです。待ってます。頑張ってください。那須君カワイイですね！ (2018年8月7日 17時) (
レス) id: 4a4d234789 (このIDを非表示/違反報告)
はなぞのまりん(プロフ) - 瑞稀くんとのイチャイチャがもっとみたいです！！ (2018年2月16日 0時) (レス) id: 9edb1e5eae (このIDを非表示/違反報告)
みみ(プロフ) - リクエストしてもいいでしょうか？キスは涙の味でなすくんにキスされたことを知ってしまった瑞稀くんと主人公ちゃんの話が見たいです！ (2018年2月5日 0時) (レス) id: ae03890069 (このIDを非表示/違反報告)
みみ(プロフ) - 初めましてコメント失礼します。キスは涙の味すごくキュンキュンしました！好きな人が瑞稀だったのがすごく個人的にキュンキュンきて、嬉しかったです！これから2人がどうなっていくのかも気になります！これからも更新楽しみにしてます！ (2018年2月4日 9時) (レス) id: ae03890069 (このIDを非表示/違反報告)
真穂・返事ものすっごく遅め許して！(プロフ) - 無所が出てくる小説が少ないので、すっごい嬉しいです！これからも頑張ってください (2018年1月29日 10時) (レス) id: d8f287e472 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：：とろわ | 作成日時：2018年1月6日 1時
