二十四話 張り詰めた空気は嫌い ページ24
最近、並盛中の生徒が次々に襲われているらしい
それはケンカが強いランキングだとか...
雲雀恭弥が敵地に乗り込んだらしいが...頼むから早く片付けてくれないかな...
治安が悪いとこうもゲームを安心して買いに行けないから
学校にいても意味がないので、帰ることにしたのだが商店街で凄い音がする
爆発音ってことは...獄寺隼人か...
駆け付けると、そこにはやはり黒曜中の生徒と獄寺隼人の姿、綱吉の姿があった
僕がその間に入ると同時に山本武も向かい側から間に入った
山本「すべりこみセーフってとこだな」
「ギリギリだったね...」
僕は獄寺隼人の体をそっと起こす
暫くして黒曜中の奴は去っていった
獄寺隼人を取り敢えず学校の保健室に運んだ
僕がその場を去ろうとしたら、リボーンが前に立った
リボ「...おい..逃げんのか？ゆき」
「....当たり前じゃないか...僕は一般人として生きたいんだ...こんな人生は散々だ、冗談じゃない」
何がマフィアだ...何がボンゴレだ..
そんなの何時何処で何を成し遂げて一体誰になるんだよ
どうして母さんと父さんは門外顧問みたいなのになっちゃったかな
母さんと父さんが門外顧問なんてものに入らなければ僕はこんなことには巻き込まれなかったのに
僕は無言でリボーンを睨み付けた
リボ「前にも言ったが、その立場にいる以上お前は逃れられねぇんだ。両親が門外顧問になった理由はお前にあるんだぞ、ゆき」
...は？どう言うことだよ、それ
母さんと父さんが門外顧問に入った理由は僕？
僕は意味が分からなくて髪の毛を掻き回した
「そうだとしても...何にもなれやしないんだ...所詮はみんなモブなんだ...主人公だと思ってる奴は相当の馬鹿しかいないんだよ!!」
リボ「...ゆき...それは違うぞ...お前は自分が思っている以上に凄い奴なんだ...なんでお前は力を持ってんのに逃げ越しなのかは知らねぇが..」
＿昔、学校で何かあったのか？＿
そう言われて僕は少しの緊張を覚えた
僕は張り詰めた空気はどうも苦手だ
静かに汗が頬をつたう
リボ「これ以上の捜索はしねぇ、だが忘れんなよ、お前の周りには仲間がいる、困ったときは頼れば良い」
「......そんなの分かってるよ」
僕は弱々しく今にも消え入りそうな声で呟いた
するとリボーンは僕の頭の上に飛び乗り
リボ「それさえ分かってたら充分だ」
そう言った
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二ーノ(プロフ) - 結由さん» わわっ有難うございます、はい頑張ります!! (2018年1月20日 13時) (
レス) id: da3258a7f8 (このIDを非表示/違反報告)
結由(プロフ) - すごく面白かったです。『え？もっと読みたい』ってなりました。更新無理せず頑張ってください！ (2018年1月20日 13時) (レス) id: 6676595c60 (このIDを非表示/違反報告)
ユウK(プロフ) - さなさん» 有難うございます!!頑張ります!! (2017年12月27日 7時) (レス) id: 6142a92764 (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - 面白いです！すごいうまくて、更新頑張ってください！ (2017年12月27日 7時) (レス) id: 0c95e52db9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚犬 | 作成日時：2017年12月9日 16時
