十四話 痛いのは嫌い ページ14
合図が鳴ると同時に両チーム一斉に動き出す
僕はまぁ土台だけど、痛いのは嫌いだから端っこらへんにいる
呆然と立ち尽くしていると、綱吉は地面に落ちた
あー...もう終わりか....
と、思っていると何故が喧嘩のようなものが始まった
暫く突っ立っていたが、馬鹿馬鹿しくなってその場を去ろうとしたが誰かが前に立ち行道を阻んできた
「.....ちょ....邪魔なんだけど...通して...くれないよねぇ」
余りの殺気に僕はそう呟いた
その人物とは風紀委員長の雲雀恭弥である
この間、僕に負けたことでも根に持っているのだろう
目力と殺気が半端じゃない
雲雀「君には仮がある...此処で倍にして返させて貰うよ」
「はぁ...僕、オタクなんだけど」
雲雀「そんなの知ったこっちゃないね」
「........だよね...君..聞き分け良さそうに見えないし」
そんなことを言って、雲雀恭弥の殺気に負け次と僕も殺気を放つ
殺気と殺気のぶつかり合いの中、何故か僕らの周りには人はいなかった
相手はトンファーを構える、僕は武器を持っていないので素手、体術だ
体術は小さい頃から習っていたので大体は出来る
怪我はしたくないから、取り敢えず避ける
雲雀「ねぇ...逃げてばっかじゃ面白くないんだけど」
「じゃあお言葉に応えてあげるよ」
とは言ったもののまずは...トンファーをどうにかしないとな
前と同じようにトンファーを蹴り上げようとするが、スルりと交わされた
なるほど...同じことは二度は通じないってことか...
じゃあ...
一旦雲雀恭弥と距離を取り、そこから突っ込んでいった
真正面から突っ込むと言う馬鹿なことは出来ればしたくなかったけど
「よし...武器強奪作戦成功」
真正面から突っ込むなんて馬鹿なこと予想していなかったのだろう、少し反応が遅れていた
僕はその隙を狙って、雲雀恭弥のトンファーを奪い、奪ったトンファーを僕はその場に投げ捨てる
トンファーに視線をいかせ、僕は雲雀恭弥の背後に周り首元に人差し指を当てた
すると雲雀恭弥の顔は青冷め、ゴクリと唾を呑んでいた
「....ねぇ..一つお願いがあるんだけど..僕、オタクだから体力も力もないんだよねー...だからさ..二度と僕に勝負ふっかけないでよ」
ツーっと首筋をなぞると、雲雀恭弥は顔を更に青冷め冷や汗を流し始めた
「それじゃ...」
今日をもって分かった
殺気の出し方、戦闘においての思考判断
＿僕には殺しの才能がある＿
僕はヒラヒラと手を振った
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二ーノ(プロフ) - 結由さん» わわっ有難うございます、はい頑張ります!! (2018年1月20日 13時) (
レス) id: da3258a7f8 (このIDを非表示/違反報告)
結由(プロフ) - すごく面白かったです。『え？もっと読みたい』ってなりました。更新無理せず頑張ってください！ (2018年1月20日 13時) (レス) id: 6676595c60 (このIDを非表示/違反報告)
ユウK(プロフ) - さなさん» 有難うございます!!頑張ります!! (2017年12月27日 7時) (レス) id: 6142a92764 (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - 面白いです！すごいうまくて、更新頑張ってください！ (2017年12月27日 7時) (レス) id: 0c95e52db9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚犬 | 作成日時：2017年12月9日 16時
