【名探偵コナン】トリップしても警察官でした。

死神の世界？ ページ6

自分のパソコンを使い、公安で培ったハッキング技術を駆使する。



そして、たどり着いた真相にあたしはもう1度死にたくなった。





｢よりによってなんで死神がいる世界なのよ…｣





そう、あたしが今ここで過ごしている病院の名前は杯戸中央病院。


そしてあるはずのない米花町。


でももしかしたらそんな町があったのかもしれないと思い、毛利探偵事務所があるかどうか探る。


するとしっかりヒットした。


おまけに毛利小五郎の写真まで出てきたんだからもう認めるしかない。




そう、ここは名探偵コナンの世界だ。





あぁー、もうすでにフラグ立っちゃったよ。

けれどまだ、工藤新一の名前はあまり知られてない。



ということは、まだ話に入ってないってこと？



ならまだ安心かも。






少し安心した私は次に自分のことを調べた。


いくら記憶喪失になってるからといってこの世界での年齢も分かってないのは流石にまずい。



……と思ってパソコン内のプロフィールや写真を眺める。





そしてそこには到底ありえないものばかりが詰まっていた。



いや、たしかにあたしの小さい頃に超そっくりというかそのものなんだけど。



なんで中学生でライフル持ってんの？


早すぎでしょ、お父さん何してんの。



しかも大型バイクを乗りこなしてる高校生のあたしが映った動画。


まぁでも、前の世界にいた私のテクニックと一緒なんだけど。



てか、これほんとすごい。



私が忠実に再現されてるよ。これはバレないかもしれない。




そして、プロフィールを見てわかったこと。


私は今、大学を卒業して24歳。


卒業した2週間後に事故に会う。



そして、なんと1ヵ月眠り続けたらしい。

眠ったまま4月に入りました。はい。


寝すぎだろ私。

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