第２７話 ページ28
後ろを振り返って私の手首を掴んでたのは
A「千･･･」
千「帰る前に１つ聞かせて
Aは今、この中の誰かを好きになってるの？」
全「！！」
ここに居るのは天、楽、龍、千、百･･･
百は千の付き添いだから除外して･･
残り四人･･･
正直なところ、私は恋を、誰かを好きになった事がない
声優になって一度だけ告白されて、嫌いじゃなかったから付き合ってみたけど、好きにはならなかった･･･
だからまだ誰かを好きなのかわからない
A「好きかどうかはまだわからない、だって私は･･･人を好きになった事がないから･･･
だけどこれだけは言える
四人とも、私にとってとてもドキドキする存在だってこと」
そう微笑んで言うと、四人は頬を赤くしていた
そして今まで側に居た誠也と百がいつの間にか噴水の裏に回ってて
どうしたの、そう声を掛けようと、思ってたら･･･
百「そろそろ盗み聞きはやめたらどーかな〜」
誠也「言いたいことがあるなら堂々とお伝えなさい、でなければお嬢様はあなた方を見ませんよ」
A「誠也、百、誰か居るの･･･？」
百「うん居るよ〜･･･ほらもう出た出たっ！」
「「「うわっ！？」」」
ドミノ倒しみたいに３人が倒れて姿が見えた･･･
？「おっ、重いっ･･･」
？「ごっ、ごめんねっ！」
？「ったく、痛い目にあった･･･」
A「･･･盗み聞きの訳を聞こうか、三月、壮、大和」
大和「いやぁ、まだ飲もうと思ってAを誘おうと待ってたらこんな流れになってお兄さんビックリよ」
A「･･･こんな時まで冗談が通じると思ってるわけ大和？」
壮五「待ってAさんっ！間違ってはいないんだ！」
三月「俺ら大人組でAと酒でも飲みながら話そうと思ってたんだ！」
A「･･･はぁぁ･･･ならわざわざ盗み聞きしなくてもいいじゃない」
そう言うと
三月「それは謝る、ごめん･･･
だけど俺もAが好きだっ！
俺の手で守って！笑顔にしてやりたいんだ！」
A「っ／／／！」
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作者名：さっちゃん | 作成日時：2016年12月3日 1時
