第2話 ページ3
そこに・・・
ガチャ
A「おじいちゃん」
祖父「おお、おかえり、明けましておめでとう」
A「明けましておめでとう、おじいちゃん、ママから話は聞いた」
祖父「・・・ごめんよA、こんなことになってしまって」
A「しょうがないよ、叔父さんがガンなら・・・
けどっ!それとパーティーにあの3組を呼ぶのは筋が通らないよねぇ・・・★」
3組と言うのは・・・
母「っ・・・だってAとお友達でしょう・・・?・・・それに壮ちゃん居るんでしょう?会いたいわ!」
願望入った・・・ってことはママが壮に会いたいから他も呼んだってことか・・・
これでお分かりいただけただろう、3組のこと・・・
誠也「お嬢様・・・」
A「ごめん、ちょっと話しかけないで・・・」
あぁ、終わった・・・私の人生・・・
今日、私の秘密が暴露されます・・・
A「とりあえず会社は継ぐよ」
祖父「Aがアイドルを辞めなくてもいい方法は一応あるんだ、」
母「お父様、それはっ!」
あぁ、なるほどね・・・
A「政略結婚、でしょ?・・・ごめん、私はしないよ、ママには聞こえが悪いと思うけど、もう二度あんなを悲劇を起こさないように」
そう、私が発端のあの悲劇・・・
でも会社ではあのクソ親父と兄貴が居なくなってせいせいしてるらしい・・・
アイツは自分の失敗を部下のせいにし、クソ兄貴は自分より上の存在に華月の名を盾に命令をしていたと聞いた・・・
アイツ等のせいで初めて華月の名に泥を塗ってしまった・・・
だから私が償わなきゃ・・・
A「いままで闘病生活で迷惑かけて、勝手に家を出てって芸能界に入っても迷惑かけた・・・だからもう十分だよ
ありがとう、私に自由をくれて」
「「っ!」」
5年、たった5年だけど、私にはかけがえのない時間・・・
自由なんて私には無縁の言葉だと思ってた・・・
だけどママとおじいちゃんはずっと私の味方で居てくれて、ずっと見守ってくれて、私に自由をくれた・・・
だからちゃんと親孝行しないとね
A「私は二人にいっぱい支えられた、だから今度は私が支えてみせる
おじいちゃんとママが安心して暮らせる日々を・・・
私が作ってみせるから」
そう言い終わると二人は笑って涙を流してた・・・
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作者名:さっちゃん | 作成日時:2016年12月3日 1時