第２章 １話 ページ2
A「ん、んぅ･･･」
あれ、ベッド･･･？
なんで･･･？
A「私、どうやって帰ってきた･･･」
上体を起こすと
A「っ！」
なんで誠也が！？
誠也「ん･･･っ、明けましておめでとうございますお嬢様」
A「あ、、明けましておめでとう、で、えっと･･･」
誠也「昨夜楽屋で眠ってしまい、失礼ながら家まで運ばせていただきました」
A「あ、そう･･･ならいいや」
ん？家まで運んだ･･･？
A「ごめん、迷惑かけて･･･今日の予定は？」
誠也「本家でパーティーです、奥様から昨夜連絡があり、話があるからドレスはこっちで用意した、と」
A「なら早めに行かないと」
誠也「はい、では私は朝食の準備をして参ります」
A「わかった、その間にお風呂入ってくる」
誠也「かしこまりました」
お風呂に入って、食事を済ませ、屋敷に
そして帰ってきたらとんでもない事実を聞かせれた･･･
A「なんで呼んでるの！？なんで私が社長になることになるの！？」
母「お、落ち着いてAっ、順をおって話すからっ、ね？」
A「っ、はぁぁ･･･おじいちゃんは？」
母「もうすぐ帰ってくると思うわ」
A「そ･･･じゃあママがわかることで良いから、私がなんで社長になるのか話してくれない？」
母「わかったわ、実はね･･･」
A「･･･話を纏めると、叔父さんがガンで会社を継げないから私に矛先が向いたと」
母「ずいぶん大雑把に言うとね」
A「･･･ガン、か･･･｣
病気なら仕方ない、体を治す事が最優先だからね
でも･･･
A「社長ねぇ｣
社長になるとしたらアイドルは出来ない･･･
となるとやっぱり･･･
A「引退･･･」
母「･･･ごめんなさい、本当は好きなことをやらせてあげたかった、だけど･･･」
A「わかってるよ、大丈夫」
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作者名：さっちゃん | 作成日時：2016年12月3日 1時
