大倉side 485 ページ37
そんなご機嫌な俺の携帯が鳴った。
手は塞がってるけど、画面に内容が表示されて確認は出来た。
それは横山くんからで、どうやら信ちゃんがまた体調不良らしい。だから万が一何かあったら協力して欲しいとのこと。
「えらいこっちゃ!!」
俺の声にみんなが何事かと、慌ててキッチンに入ってきた。
「どないしてん!」
「なんかあったんすか?!」
「信ちゃん…また体調あかんらしい……何かあったら協力して欲しいって」
「マジか!!」
とにかく店は休まれへんから、夜の営業のオーダーを組み立て直して、昼間に様子見に行こうか……
丸でも仕込めるオーダーに変えるか……それとも今から多めに仕込むか……
それを考えていたら、何も言うてないのに丸の方から
「今から夜の仕込みも始めて、昼の間に俺が1人で作業出来るようにしてくれてたら大丈夫やから昼間に様子見てきてよ」
と言ってくれた。
丸はここ数年一緒に調理する事で確実に腕を上げていた。
だからこそ、本人も自信があるんやろう、その言葉は心強かった。
「ほな、今から作業増やすぞ」
「構へんよ」
ニッと笑ってくれて、この笑顔を見た時にやっぱり丸のことが好きやなって思った。
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mo(プロフ) - じーなさん» じーなさん、メッセージありがとうございます。頂いたパスワードを入力したつもりなのですが、上手くいかず読めてません。お手数お掛けしますがもう一度教えて頂けますか?よろしくお願いします。横の耳心配です。いつもありがとうございます。 (2020年3月26日 0時) (レス) id: 53e0ef7490 (このIDを非表示/違反報告)
じーな(プロフ) - ウメちゃんさん» こんばんわー!!まだまだ問題は山積みです! (2020年3月26日 0時) (レス) id: 16ef9f1163 (このIDを非表示/違反報告)
じーな(プロフ) - moさん» お問い合わせありがとうございました。メッセージ送っておりますので、また何かありましたらお知らせください! (2020年3月26日 0時) (レス) id: 16ef9f1163 (このIDを非表示/違反報告)
ウメちゃん(プロフ) - あぁぁぁ…横の耳…ピンチっっ(T-T)雛が何か察して起きる…二人のお互いを思う気持ちに泣けます(T-T)どうなるのかハラハラです(T-T) (2020年3月24日 0時) (レス) id: 222b67b008 (このIDを非表示/違反報告)
mo(プロフ) - こんばんは、いつも楽しみに読ませて頂いております。ヨコヒナが大好きでイチャイチャしてるヨコヒナの小説は大好物です。横のおしおきのパスワードを教えて頂きたくお願い申し上げます。よろしくお願いします。40代主婦 (2020年3月22日 22時) (レス) id: 53e0ef7490 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:じーな | 作成日時:2019年11月9日 0時