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使い終えた掃除機をクローゼットに片付ける。

なぁ……そろそろ俺の事相手してよ。


髪が短くなった信五の後ろから抱き締めた。



「なぁ……信五?聞いてる?」

「んぅ……」

「好きやで」

「……俺も…」

「じゃあさ……猫ばっかじゃなくてさ俺の事見てよ」

「……んぅ?」



やっと振り返って俺を視界に入れた。
その隙に軽く唇を重ねた。



「んぅ…」



信五の小さい声が漏れた。



「今から俺の猫になってよ」

「俺が猫になるん?侯の?」

「うん」

「どうすんの?」

「俺の膝の上で昼寝してよ」

「寝るん?」

「うん」



こうしてイチャイチャする理由をこじつけた。

ソファに移動して俺の膝枕で、信五は寝転んだ。
切り立ての髪を撫でると、細かい髪の毛が掌に付いてチクチクした。



「信五は俺の可愛い猫やで」

「俺が猫?ちぃちゃん?」

「せやで」



それは間違いではない。俺の可愛いネコちゃん。

体を折り曲げて信五の顔に、顔を近付けて、唇を重ねた。
さっきよりも長めで、少し音を立てながら。

この猫作戦のおかげで、信五はネコが欲しいとは言うことは無くなった。

俺にとっても信五に持ちかけた猫ごっこは好都合。
こうしてイチャイチャ出来る。

ちいちゃんありがとう。

いつか信五に、猫耳付けようかな………あかん……願望が暴走しそう…

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じーな(プロフ) - 華子うさぎさん» こんにちは!そうなんですよ!時間が出来てるんで、いろんな話がぶわーーーっと!!久々に進んでますね!仕事しながらですが、恐らく時間にも気持ちにも余裕が出来てるようです笑 (2019年9月5日 13時) (レス) id: 16ef9f1163 (このIDを非表示/違反報告)
華子うさぎ(プロフ) - 可愛すぎます。ヒナちゃん『初めてのおつかい』あのテ―マソングが頭の中に流れてきそうです。緑×青で関係が出来たり、まるちゃんの思い人が解ったり、話が進んで居ますね!その先を知りたいです。 (2019年9月5日 11時) (レス) id: d000ba8c9e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:じーな | 作成日時:2019年8月13日 0時

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