愛されすぎて“まじめに”困ってます。 (ページ14)

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ジョンファン「ここなんだけど…分からないの」

「あーここはね、こうやって解くの！」

私が得意な数学だった。
でも、ジョンファンも得意なはずだ。
何かあるな。それとなく聞いてみよう。

「ねぇ、なにか話したいことある？」

ジョンファン「え…気づいてたの？」

「え？なにか思い当たることあったの？」
「2人で話すことあんまりないからなにか話そうかなーって聞いてみただけなんだけど…？」

ジョンファン「うーん。最近ね勉強との両立もあってか分からないけど、ダンスがうまくいかないの。それで心配で寝れなくて。」

「え！ジョンファンはいつもすごくかっこいいよ！ダンスうますぎて私いつもお手本にしてるもん！後ろにいるから気づいてないかもだけど…」

ジョンファン「そうなの…？でも僕そんなにうまくないよ、、」

「大丈夫。ジョンファンならなんでもできる！！」

ジョンファン「Aヌナポジティブだね…」
「僕も見習わないと！」

「うんうん！」

ジョンファン「ねぇ、心配で寝れないから今日一緒に寝て欲しいんだけど、いい？」

「かわいい弟のためならなんでもしてあげる！」

そうして、私はジョンファンとベッドに寝ころぶ。

ジョンファン「寝れない…手…握って…くれない？」

さすがに可愛すぎないか。ファニさん。これはもう握る以外の選択肢がないよ…

「いいよ。｣

私は包み込むように手を握ってあげた。

「ジョンファンならきっと今辛くても大丈夫だからね。｣

ジョンファン「その自信はどこから来たの笑」

「私が約束してあげる。」

ジョンファン「なにそれ。笑」

2人「フフフフフ」

よかった。いつものジョンファンにちょっと戻った。