7人の虎にはご注意を。#3【Travis Japan】 (ページ32)

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°Tiger111 彼女の気持ちページ32

川島side

Aにギュッとハグした後、King&Princeのメンバーが勢ぞろいし、俺は空気を呼んでTravis Japanのメンバーの元へと向かった。

松倉「A、まじでいろんな人と仲良いなあ」

遠くからAを見つめ、松倉は感心したように頷く。

松田「てか海人、Aに抱きついてんじゃん！」

髙橋海人がAを抱きしめる姿を見て、元太とうみは口を尖らしていた。

中村「抱きついていいの俺だけなのに」

吉澤「そんなルールはねえ(笑)」

ぼーっとその光景を見ているとキンプリのみんなはAに手を振りながら帰って行く。

しかし、岸くんだけがAと何か話していた。

松倉「あ」

そして、勢いよく彼女に抱きつき、走ってメンバーの元へ急ぐ。

宮近「え、今…岸くんAを抱きしめた？」

松倉「めっちゃ意外なんだけど(笑)」

そんなことを話していると次はSixTONESに囲まれていた。

七五三掛「俺の妹モテすぎてる…」

吉澤「俺ら入る隙ねえ(笑)」

しめは寂しそうな顔をし、閑也は余裕がなさそうに笑っている。

川島「あ、次はSnowMan」

次に現れたのはSnowManの目黒連と向井康二。

向井くんとAは楽しそうに話していた。

宮近「やっぱ仲良いんだ…」

中村「ねえ、もうそろそろ嫌なんだけど」

海人は我慢できなくなったのか、目線でAに念を送り出した。

七五三掛「睨んでるじゃん(笑)」

数分後。

Aに想いが伝わったのか、彼女はこちらに気づくと駆け足で寄ってくる。

「おお、みんないたの。てかうみんちゅ睨まない(笑)」

Aは母親のようにうみを叱る。

中村「あけましておめでとう～A。」

海人は早速彼女を抱きしめていた。

「おめでとうね～。みんなも」

松田「A、めっちゃモテるじゃんか！」

「はぁ？いや別にモテてるとかじゃないよ」

これでモテてる自覚がないのは相当まずい。

やっぱり変な男に狙われないようにちゃんと見ておかなければ。

「うみ離れて。暑い」

中村「なんで？」

「暑い」

中村「なんで？」

「暑いから(笑)」

俺と付き合うのが最善なのにな。

いっぱいいっぱい甘やかして愛情を注ぐのに。

Aは誰を見ているんだろう。