7人の虎にはご注意を。#2【Travis Japan 】 (ページ17)

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°Tiger56 連絡先ページ17

MC「それでは付き合いたい芸能人ランキング女性部門第1位は…七五三掛A！」

特番のバラエティ撮影。

今日は一人で呼んでもらっている。

MC「それでは街の方の意見を観てみましょう」

司会の方の合図と共に目の前のディスプレイに映像が映し出された。

男「ジャニーズに入ってからも努力を惜しまないとこが好感持てます」

女「あの可愛さは憧れます！女でも付き合いたいです！」

男「同棲しておかえりって言って欲しいですね(笑)仕事頑張れそうです」

男「性格も良いし顔も可愛いし養いたい」

私を褒めてくれるコメントばかり。

少しくすぐったい。

MC「いやぁ、おめでとう！！」

「私なんか一位でいいんですかね…。ねえ？(笑)」

私は恥ずかしくなり、隣に座る美少年の那須雄登くんに突然話を振る。

那須「Aさんは一位にふさわしいと思いますよ。可愛いですし」

まさか那須君にも褒められると思わず、動揺してしまう。

「あ、ありがと」

MC「最後にどう？なんか言っておきたいことある？

「お兄ちゃん見てる？私やったよ！ということでTravis Japanをよろしくお願いします！(笑)」

MC「何がということでだ(笑)」

無茶苦茶な締め方だったが、何とか収録は無事終了した。

「急に話振ってごめんね！あと気遣わせたり…」

私は那須君にすぐさま頭を下げる。

那須「全然大丈夫ですよ。気なんか遣ってませんし。本当に可愛いと思ってるので」

お疲れ様です、そう言い残し彼は去っていった。

「ほんとに年下？」

あんなスマートに女性を褒める年下がいたなんて。

感心していると、後ろから肩をポンっと叩かれた。

「あ、山根さん。お疲れ様です」

立っていたのは今日共演したモデルさん。

私より年上で雑誌を中心に活躍する綺麗なお姉さんだ。

山根「一位おめでとう！」

「ありがとうございます！」

微笑む姿もやっぱり可愛い。

山根「AちゃんってさTravis Japanだよね？」

「はい。所属させてもらってます」

山根「みんな仲良いの？」

どうしてそんなことを聞いてくるのだろうと思いながらも私は頷いた。

「びびるほど仲良いです」

山根「あのね、私お願いがあるんだけど」

上目遣いでこちらを見つめる。

山根「吉澤くんの連絡先教えて？」