1人の姉と7つ子の俺ら ４〈フィッシャーズ〉

対戦相手 ページ5

お風呂上がりのてつやくん



シルク
「おーい、てつやー！スマブラやろーぜ！」

てつや
「え〜、シルク強いじゃねぇかよ…」

『うちとやる？』

てつや
「やる！」

シルク
「おら！てつや！姉貴にくっつくな！」



目の前で、うちの手を引っ張って行くてつやくんを引き剥がそうとするシルクw

なんか、微笑ましいんだけどw



モトキ
「あ、てつやくんもやる？」

てつや
「シルクから誘われたwんで対戦相手は姉さん！」

ぺけたん
「えー、俺も姉ちゃんと対戦やりたーい」

ダーマ
「そこは兄である俺からだろ？」

ンダホ
「ダーマ、そうなると俺が1番だけど？」



ほらまたw



『順番ね。じゃんけんしてよ』



んでジャンケンした結果…



マサイ
「よーし、やっぞ！w速攻で倒す！」

『きゃー、倒されるー。マサイ、こわーい』

てつや
「次、俺だ！」

シルク
「俺…最後…」



マサイと対戦を終えて、ソファーに座ってのんびりしてると



「だーれだw」



後ろから、目を隠された

この声…



『としみつ』

としみつ
「！！」

『当たったw』

としみつ
「今、呼び捨てで呼んでくれた…！」

『あ、そだねw』

としみつ
「隣座っていい？」

『いいよ。あ、髪濡れたまんまじゃん。乾かすよ。タオル貸して』

としみつ
「いいの？やった〜」

てつや
「いいな〜……」

『はくしょん！』

としみつ
「大丈夫？」

『平気平気。はっ…はくしょん！っくしょん！』

としみつ
「風邪ひいた？」

『ん〜…休んでたんだけどな〜。ま、大丈夫。ほら乾かすよー』



わしゃわしゃと乾かす

背中がゾクゾクするのは…多分気のせい

湯冷めか？



ぺけたん
「俺、寝るわ。睡魔がすごいw」

『おけ』

ぺけたん
「姉ちゃん。対戦は明日だ」

『はいはーい。よし、おっけ』

としみつ
「ありがと。熱ある？」

『無い無いw』



んで、てつやくんと対戦

うちが、あとちょっとってところで勝てなかったけどw



さぁさぁ、誰がうちと寝るかを言い争ってますよ〜



としみつ
「これいつもなの？」

『そー』

ザカオ
「じゃんけん！」



勝ったのは…



としみつ
「ま、マジで…！？お、俺……勝っちゃった…」

シルク
「運良すぎ…」

『じゃ、行こっか』

としみつ
「ま、マジで言ってんの？」

『じゃなかったら、何？w』



オロオロしてるとしみつ

ま、そんなのも可愛いって思えるw

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