メンバーにたった一人の女の子 〜短編集〜 ３ 〈フィッシャーズ〉

ドッキリ！ 3 ページ40

もうすぐで着くはず…

あ、どうも再び……いや箱の中からマサイですw

セカンダリを回しながらのドッキリ！

シルク達！頼んだぜ！

ガチャ…

お！来た来た！

俺がいる箱は、リビングの真ん中あたり置いてある

シルク達はいても、俺は仕事があって…って感じでなんとか……！

『ただいま……』

ンダホ
「ただいま！」

元気の無さすぎる声が……今すぐにでも抱きしめてあげたい！←

パチッ(電気が着いた)

パァン！パァン！！(クラッカー)

『うわぁっ！？な、何！？』

シルク
「A！」

シルク、モトキ、ンダホ、ぺけ
「「「「誕生日おめでとう！！！！」」」」

俺も混ざりてぇー！←

『た、誕生日……みんな！ありがとう！』

シルク
「俺からはこれ！新しいパーカー！」

モトキ
「俺からはね……じゃん！キャップ！」

ンダホ
「俺はね……じゃじゃん！リュックサック！」

ぺけたん
「俺が1番かもな……はい！ギター！」

『み、みんな……ありがとう！』

箱の蓋の隙間からちょこっと見える

ななな何してるんだぁー！←

ソファーに座ったんだけど…Aが俺の大きなぬいぐるみをいつの間にか持っていて…めちゃめちゃ抱きしめてる

おい！場所変われ！←

シルク
「どした？」

『マサイ……いないんだよね……(つД｀)グスン……』

モトキ
「どうしても外せないって言っててね……」

な、泣くのは無しだろぉ！←

ぺけたん
「でもね。マサイから手紙を預かってるの。読むね…

大好きなAへ
誕生日おめでとう！今日、一緒にいれなくて本当にごめん……引っ越してから初めての誕生日なのに……
俺からのプレゼントは、すんげぇから！
楽しみにしててくれよ！
マサイ」

『…グスン……あれ？あのどデカいの………』

こ、こっちを指さした！

足音が近づいてくる！

シルク
「どんなものなんだろうなwwこんなでっかいもの準備するなんてww」

『開けてもいい？』

ンダホ
「もちろん！」

カサッ……ばっ！

マサイ
「ドッキリ大成功！！」

『うわぁっ！？何々何々！？はぁっ！？何？どゆこと！？』

めちゃめちゃ混乱してるww

マサイ
「A。誕生日おめでとう。おいで。俺からのプレゼントは……」

そばに来たAを力強く抱きしめた

マサイ
「俺です。俺がプレゼント…俺の愛」

『っ……マサイっ……』

マサイ
「！？」

モトキ
「マサイが泣かせたー」

ぺけたん
「わー、泣かせたー」

ンダホ
「泣かせたー」

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