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お隣さんと連絡先交換 ページ17

干してた洗濯物をしまって…

それ以外はほとんど横になってるか、寝てたな

作ってもらったお粥は美味しすぎて全部食べちゃったし…

もう夕方か

何かコンビニで買ってこないと

上着を着て、マスクをして、靴を履いて、ドアを開けた時


『「!」』


ちょうどインターホンを押そうとしてた実弥さん


実弥
「もしかしてコンビニ行くつもり?」

『…冷蔵庫何も無かったし……お粥も全部食べちゃって…でも、すぐだし』

実弥
「そう言うと思って。はい」


手渡された大きなビニール袋

中を見ると、ポカリやゼリーなどの軽食や飲み物

レンジで温めて食べれるお粥まで入っていた


『えと…これは?』

実弥
「買ってきた。昨日お粥作る時に冷蔵庫見たけど、こりゃ絶対に外に買いに行くだろうなって思ってたら、案の定。あ、昨日勝手に冷蔵庫見ちゃって…すみません…」

『変なもの入ってないっていうか…何も無かったから構わないけど…ほ、ほんとにいいの?』

実弥
「いいからいいから。むしろこうでもしないとAさん、聞いてくれなさそうだし」

『うぅ…ありがとうございま、す…』

実弥
「しっかり休んで体調を戻すこと。怪我は何かあればいつでも言って。隣にいるんだし」


そう言うと実弥さんは「じゃ」と言って行った

凄い量…3日4日分くらいありそう…

ん?


『何かあれば言ってって…連絡先何も知らないんだけど…』


根本的な所にやっと気づいた私

ピンポーン


実弥
「はーい。あ、どうした?」

『そ、その…今更感あるけど…』

実弥
「うん?」

『れ、連絡先…交換しても…いい?あ、嫌だったらいいの』

実弥
「嫌なわけないよ。むしろ、嬉しい」


連絡先を交換した


『ありがとう、実弥さん。けど、迷惑とか邪魔になってない…かな?ほら、あまりこういうのが嫌い人もいるだろうし…』

実弥
「そんなのこれっぽっちも思ってないから。てか、俺の方がAさんに感謝してるんだよ。ほら、俺こんな外見だからさ、話してくれる人ほとんど居ないんだ…Aさんはそんなこと気にもしないで普通に話してくれた。それだけで嬉しいんだよ。ありがとう」

『……へ…』

実弥
「ほら、いつまでも外にいると悪化するから、帰った帰った」


いや…多分熱上がったの…実弥さんのせい…かも…

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ミライ(プロフ) - 鯛焼きちゃんさん» ありがとうございます!そう言ってただけで嬉しいです! (2022年10月28日 16時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
鯛焼きちゃん - コメント失礼します。程よいスピード感あって、この作品本当に大好きです!更新頑張って下さい!応援してます! (2022年10月28日 16時) (レス) @page16 id: 3ef60188c1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミライ | 作成日時:2022年10月21日 18時

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