8、貴重なタイプのゴリ推し ページ8
マ「シュっとしたクールビューティー系男子、お好きでは?」
ま、まあな。
軽く頷くと、即畳み掛けてきた。
マ「ならこのコ、どうです?」
マネージャー怖っ!
俺が最初から密かに目を付けてたコを、ドンピシャで……。
言い当てられて、顔がカーッと熱くなった。
マ「お兄さんラッキーですねえ。
ちょうどフリーでした。
彼、大人気なんですよー
このタイプはウチの店では貴重なんです。
とにかくオーラやら色気やら満載で。
あの目に見下ろされると、お客様はゾクゾクするとか。
あ、いえ、あくまでもマッサージテクありきの話ですけどね。」
K「ひょろっとしてて非力に見えるね。
イイ感じにグイグイ揉んでくれるんだろうな?」
マ「勿論です。
緩急強弱取り混ぜるこのコのフィンガーテクは絶品で、みんなメロメロ、とにかくリピーターさんが多いんです。」
耳元で小声で言われた。
そ、そんなにイイのか。
ゴクリと唾を飲んだ。
K「じゃあこのコにお願いしよっかな。
そんなにゴリ推しされちゃあな。
仕方無い、このコでイイわ、うん。」
照れ隠しに「ゴリ推し」を強調。
綺麗なコにオサワリ接待して欲しくて来たんじゃない、俺は凝りをほぐしてもらいたいだけ。
マ「承知しました。」
「御指名ありがとうございます。
選んで下さって嬉しいです。
精一杯頑張りますね。」
御指名じゃねえ、「ゴリ推し」されたからだ。
あ……
でも……
クールな表情が一瞬破顔して、不覚にも激しくキュンときキタ。
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kyumapi(プロフ) - たいちゃんらぶさん» こんばんは♪コメ返すっかり遅くなりすみません。私も太ちゃんが死んだままで良いのか、実はちょっと葛藤がありました。でもハロウィンのお話という事で、書家北山さんには太ちゃんの魂と永遠に仲良くして頂く事にしました。お見合い話ぜーんぶ断るんでしょうねえ(笑) (2018年12月2日 23時) (レス) id: 28d794b9d0 (このIDを非表示/違反報告)
たいちゃんらぶ(プロフ) - きゅまぴさん(*´з`)完結おめでとうございます。最後までたいぴが又生き返るのではと淡い期待を抱きつつ‥でもヒロミツさんの中に宿るタイスケと二人の想いがこれまた愛おしく‥ふたりでひとつ・・の姿に幸せを感じています。切ない部分もあるけども癒されました( ;∀;) (2018年11月21日 18時) (レス) id: 0f3cc9e55e (このIDを非表示/違反報告)
kyumapi(プロフ) - たいちゃんらぶさん» 美しい北山さんの字が味がある字になっちゃった(イイ意味で)(^O^) その味を加えたのはやっぱりタイスケでした。リアルの二人の字を見ても思うのですが、みっくんの字はスキが無い感じで、太ちゃんの字は一生懸命丁寧に書こうとしてるのが伝わります。 (2018年11月18日 19時) (レス) id: 5354a3525d (このIDを非表示/違反報告)
たいちゃんらぶ(プロフ) - ったのはたいぴが北山サンの中に宿っているってコト??月の雫の片割れに…なんて思ってしまいました‥ (2018年11月17日 20時) (レス) id: 0f3cc9e55e (このIDを非表示/違反報告)
たいちゃんらぶ(プロフ) - と受け止めようとしつつ‥でまだもしかして‥と諦めが悪い私です‥ショボーン・・甦りを願って始めたバイトでそれよりも大事な人と出逢ってしまったこと・・こんなキセキが起こって尚且つ後悔までしたら・・っていうたいぴ・・愛おしいですね‥北山サンの字に味が加わ (2018年11月17日 20時) (レス) id: 0f3cc9e55e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kyumapi | 作成日時:2018年10月31日 23時