決断 ページ3
貴女side
1日が終わろうとしていて、私の誕生日も終わろうとしている。
そんな時、オーナーは私に本を渡してきた。
「誕生日おめでとう」
貴女「え？プレゼントなら」
「これが最後のプレゼントだよ。
エターナルポースは受け取ってるね」
貴女「エターナル、ポース」
これのこと…？
「そのエターナルポースは君のお父さんのところに連れて行ってくれる」
貴女「で、でもっ、両親は」
「お母さんはね。君のお母さんは、もう、居ないけど…
お父さんなら、きっとここにいるはずだよ」
貴女「…針が変」
「君のお父さんの居場所は新世界。魚人島を越え、幾多の困難を越えないと会えない」
オーナーはただ淡々と私に言った。
私は何かを言いかけてやめると、オーナーが口を開いた。
「夜最後の漁船に乗り込みなさい。
一番の近道ができるはずだかりね。もし嫌なら、明日の朝をここで迎えると良い」
貴女「…オーナー」
「好きにしなさい」
私には、酷な決断だった。
お世話になったお店や街を捨てて、海に出るか。
お父さんのことは諦めて、生涯をここで暮らすか。
私は、私はどうしたらいいの。
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名無し - 娘設定珍しくてハマってしまいました！更新楽しみにしてます！ (2022年2月5日 16時) (
レス) @page28 id: 51c357c0e7 (このIDを非表示/違反報告)
そのか(プロフ) - めちゃめちゃ面白いです！更新楽しみにしてます！ (2021年12月4日 13時) (レス) @page26 id: 35e12bb70c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぎゃわう | 作成日時：2021年10月17日 22時
