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最初は
一緒に来ないって言ってた佳子が
(イヤだって言われてたし。ぴえん)
一緒に旅行してくれることになって
私はとても嬉しい♪
どういう気持ちの変化かはわかんないけど
この際それはどうだっていいのだ。
いろいろしつこく聞いて、
行かないって気が変わっちゃったら
イヤだもんね。
ジュンスが
忙しくて
予定なんて立たないはずなのに
あの時
私を安心させてくれるために
『次の約束しよう』って
言ってくれたこと
すごくすごくしあわせだったんだ
実際には
舞台が始まるから
会うことは難しいことは
私も充分わかってた
それに
同時にいろいろできないジュンス。
集中しなきゃいけないよね。
舞台は
自分だけのものじゃないって
いつもジュンスは言ってる
でも
こうやって…
ちょっとした
高い壁が
2人の前にあったとして
ジュンスが
わたしに
手を伸ばしてくれてる今
その手を掴みに行きたいって
行こう。って思った
私は休みが取れるから
ジュンスがささげてる
ステージを
この目で見てみたいとも
本当に思った
情熱的なシーンだって……
うん。大丈夫。だとは思うけど…
佳子がいることが、
すごく心強い
そっちに行くことは
やっぱりジュンスには言えずにいた
でも
舞台を見た後。
きちんと連絡する
それに
準備をしてて、気が付いた。
私…誕生日だ
また１つ
ジュンスと差ができちゃう (T-T)
いらなーい誕生日…
いらなーい…『歳』
誕生日なんて知らない……
パスポートを鞄に入れて
明日に備える
２２時になって
ジュンスにメールする
ゆるーく続いてるこのふたりの習慣
きっと今日も遅くまでいそがしいジュンス
ジュンスは
私の家に入ったことがまだない
ベランダからの空を撮って彼に送る
いつか
一緒にここからの空 見たいな
そんな気持ちの夜だった
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作者名：maco | 作成日時：2021年2月26日 10時
