５−２３ ページ23
最初に部屋に入った時
笑顔のジュンスに
すごく心が痛かった
なんで笑うのー( •̥ ˍ •̥ )
さっき
電話の向こうのジュンスは泣いてた
わかってあげる。とか
そんなすごいことは、できない。
だけどただ。ただ。
気持ちに寄り添いたかった
まっすぐに気持ちを話してくれて
私の前で、素直に涙してくれる彼が
とても愛しくて
しぼんでしまった風船に
空気を吹きこむように
彼に
元気を渡したかった
アタマで考えるより
気がついたら
ちょっとは？聞いたけど？
もう体が勝手に動いてて
涙をぬぐってあげて
私から彼に
キスしてた
傷付いたジュンスを
なぐさめられるのは
私だけ。私だけなんだよ。
わたしだけじゃないと
イヤだよ。
イヤだよ？ジュンス。
そんな
独占欲もまざってた。
わたし
ジュンスがどう思ってるかは
わからないけど
わたしは充分
ズルいんだよ
私だけ。のジュンスになればいい。って
ほんとは
いつだって思ってる
離れようとしたら
ジュンスに
首も腰も引き寄せられ
今度はジュンスがくれる深いKiss
涙でそう……
幸せ。
長く…ふかく。
結局わたしが、幸せもらってる
(……チュッ)
かわいらしく、わざと鳴らしたリップ音
うはwって
いつものジュンスの声と
目をあけると
だいすきな
ジュンスの笑顔
守るよ。
私だって守りたいんだよ。
負けないから…
想いの深さ、誰にも負けない。
みんなの前で、
口元についたクリームなめてきたり
恥ずかしすぎるけど
繋いだ手を
掴んだ手を。
絶対離さないって
真剣な眼差しで
伝えてくれたジュンス。
この恋が
私の最後の恋•*¨*•.¸¸♬
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作者名：maco | 作成日時：2021年2月26日 10時
