５−１８ ページ18
私は向き合って両手を繋ぐと
彼の顔を見て話した
「ジュンス？イヤだった後も
お芝居したよね？続けてたよね？
わたしね。あのあとのジュンスの視線に…
視線の演技に。
めちゃくちゃヤキモチしたよ？
ジュンスの優しいまなざしがさ
別の人に…って。
はぁぁ…ダメだね。
でもね、それくらい。素敵だった。
くらくらしちゃうくらい素敵だったよ。
すごかったよ…。」
かっこ悪いけど
涙が止まらなくて
ぼくは、Aの前で
なんだか子どもみたいに泣いた
Aは
繋いだ手を優しく離すと
ぼくの涙を両手で拭ってくれる
「…ていい？ジュンス。」
JS「……ん？」
よく聞こえなかったから
ん？って言ったのと同時くらい
ボクはAにKissされた
優しい……優しい…… ボクをまるごと
包んでくれるような Kiss •*¨*•.¸¸♬
止まってた涙が
また流れだした
Aは ずーっと
ながく…長く
優しいキスを ぼくにしてくれた
閉じた目から
涙が流れて
ぼくの心が
まぁるく、まぁるくなって
Aでいっぱいになる
この人の前では
そのままでいられる
そのままのぼくでいていいんだ…
長くて優しいそれに終わりがきて
Aが
離れようとするから
ぼくは自分の左手を
Aの首の後ろに添えると
今度は
ぼくから。
まだ……だよ
もっと……だよ
深い深い……ぼくがするのは
A全部。求めるような深いやつ
(……チュッ……)
やっと離れたぼく。
うはw (●`∀´●)
///
Aは真っ赤になってて
「……もー///」って
今度はボクが
Aを抱きしめて話した
JS「かっこ悪いー だな。ごめんー」
でもAは言ってくれた
「どんなジュンスも好きだよ。
かっこ悪いジュンスもスキ。大好きだよ」
•*¨*•.¸¸♪•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♪•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♪•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.
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作者名：maco | 作成日時：2021年2月26日 10時
