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(きゃっ) (…ざゎ…) (えー)

「???」


それはちょとだけ。
ほんとに


一瞬 少しの悲鳴みたいな
そんな声やどよめきがあって


違いや違和感なんて
初めての私たちには、わからない。


ただ。
ただわかることは…

この目で見た そのシーンの深さ


佳子「あそこまでやる?」
小声で佳子が言ってくる


「………」



知らない。
 
わかんないよ。

ただ
ただ。

めちゃくちゃ…妬いた


見れば一目瞭然なほどの
その深いKissと


演技だけど…


想いを含んだそのジュンスの
彼女に向ける眼差しに


めちゃくちゃ
めちゃくちゃ妬いてる

私がいた…


カーテンコールが終わり
劇場が明るくなる


同時に聞こえる

さっきのシーンへの言葉?


隣席の方「今日のはおかしいです。彼女が、おかしい。」

佳子「そうなんですか?」


隣「はい。あんな…あんな風にするシーンじゃないです。
  もっと…こう。優しくて。穏やかな…
  あんな風に。攻めるみたいな
  下世話な?そんなんじゃないんです。」


「・・・」


周りをうかがうと

ショックで?かな


泣いてしまって。

お友達が慰めてる…子もちらほらと


「………お隣にいれて良かったです^ ^
 いろいろ教えてくださって本当にありがとうございました。
 初めてだから。私たち。何もわからなかったんで!」


隣「…大丈夫?ジュンスのファンだったでしょ?
 また…お会いできるといいですね。
 彼は素晴らしい。また、見てください」
 

 お礼を丁寧にして
 劇場を後にする


佳子「…だいじょぶ?A」


「うん?……んー。だいじょぶ?かな。
 どーだろ。でも。まぁ…仕方ない。よね」

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設定タグ:XIA , JYJ , ジュンス   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:maco | 作成日時:2021年2月26日 10時

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