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てつやside

としみつと虫さんがAちゃんを迎えに行ってから30分が経った頃、玄関の扉が開く音がした。ドタバタと玄関に向かう俺を見て、しばゆーとりょうが笑う。そんな事どうだっていい、早く彼女に会いたい一心だった。

「おじゃましま〜す」

て「いらっしゃい!」

「わぁ、てつやくん久しぶり〜。元気だった?」

て「めちゃくちゃ元気!あがってあがって!」

Aちゃんの手を引いてリビングに連れて行き、ソファでくつろいでいたしばゆーとゆめまるのところに向かう。

て「虫さんの幼なじみのAちゃん!」

し「はじめまして〜」

ゆ「はじめまして」

「はじめまして!たいちゃんがお世話になってます…?」

虫「どっちかって言うと僕がお世話してるかな」

あとからきた虫さんに、やんわり繋いでいた手を離される。Aちゃんは虫さんを見て困ったように笑っていた。別にちょっとくらいいいやんね?

て「こっちがしばゆーで、こっちがゆめまる」

し「え〜ほんとに可愛いじゃん」

ゆ「ね、虫さんの幼なじみって聞いてたからどんな子かと思ったけど。」

虫「どういう意味だよ(笑)」

ゆ「もっとお堅い感じの子かなって思ってたんだけど、ふわふわした子だねぇ」

虫「まぁ抜けてるとこはあるかもしれん(笑)」

虫さんとゆめまるが話している隣で、早速しばゆーがAちゃんにちょっかいをかけている。

虫「こらしばゆーやめなさい(笑)」

し「スキンシップだって〜」

「しばゆーくん変な人すぎる(笑)」

ゆ「ほんとなんで初対面でそんなことできるの?(笑)」

俺の事なんてそっちのけで盛り上がる4人。なんとなく居心地悪くて頭を搔く。こんなつもりじゃなかったんだけどなぁ。撮影部屋に行こうかと思っていると、Aちゃんがそろそろとこちらに近寄ってきた。

「てつやくん」

て「ん?」

「ほんとはね、ずっと撮影見に来るの楽しみにしてたの。」

て「そうなん?」

「うん。それに、てつやくんが私に会いたいって言ってくれてるって聞いて、すっごく嬉しかった」

とろけるくらいの笑顔を向けられて、自然と口角が緩む。
あまりにも単純な自分に呆れたが、可愛すぎるAちゃんが悪い。

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ちーやん(プロフ) - 初コメ失礼します退院おめでとうございます!!無事退院出来て良かったです!更新お待ちしております! (2019年9月5日 18時) (レス) id: 7147efd68f (このIDを非表示/違反報告)
遊馬ゆら(プロフ) - みーこさん» ご心配いただきありがとうございます( ; _ ; )無事退院できましたので、ゆっくり更新頑張ります……! (2019年9月5日 15時) (レス) id: dc4ba81152 (このIDを非表示/違反報告)
みーこ(プロフ) - 初コメ失礼します。作者様のお話とても楽しく読ませていただいてます!お体にお大事になさってください。 (2019年8月24日 23時) (レス) id: 9cd930825e (このIDを非表示/違反報告)
遊馬ゆら(プロフ) - なんかさん» ありがとうございます( ; _ ; )これからも頑張ります! (2019年8月19日 23時) (レス) id: dc4ba81152 (このIDを非表示/違反報告)
なんか - とっても、面白かったです! 他にもまだまだ上げてください!お願いしています! (2019年8月19日 22時) (レス) id: f387bdc911 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:遊馬ゆら | 作成日時:2019年7月27日 22時

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