リーダー ページ28
NOside
中也と神優の共闘が始まった
最初は神優が加わったことで優勢かと思われたが打撃がほとんど効かなかった
正しく言えば打撃でダメージを受けても半減されていた
それが相手側の身体強化の異能の本来の力だった
神優は小柄な男に顔に向けて横蹴りを入れたが腕でガードされ神優の顔に向けてナイフを向けてきた
間一髪で避けたがは浅く切れ血が滲んでいた
やり返しとばかりに顔面を殴るが
『うっ!』
腹部に膝蹴りを食らってしまった
痛みに蹲った神優に容赦なくナイフを振るおうとした男は発砲音のあと心臓部分から血を流して倒れた
太「早く立って!!」
倒れた男の後ろには太宰が立っていた
肉弾戦が得意な神優にとってやりずらかったそれでも後十人程となった時
「お前らやめろ!」
ガタイのいい男がその場の全員に聞こえるように声を出した
「嬢ちゃん、子供のくせにやるじゃねえか」
『あんた誰?』
「俺はここのリーダーだ、どうだポートマフィアなんかやめてこっちに来ないか?俺の異能力と嬢ちゃんの体術があればヨコハマなんか直ぐに掌握出来『勘違いするな』・・・」
『私はポートマフィアの者じゃない、それに潰すしか脳の無いあんた達となんて御免だね』
「後悔したって遅えぞ」
ピリピリした空気が辺りを包む
その場の全員が二人を見ていた
太「神優・・・」
次の瞬間、二人の拳がぶつかった
太宰と中也は一対一なら神優が勝つと思っていた
だが
『えっ?』
神優の拳は押し返され殴り飛ばされ崖の壁に背中を強く打った
『ぐっ』
「お前らも知ってると思うが俺は異能力だ、でもその異能力は身体強化だけじゃねえ、仲間の身体強化もし打撃によるダメージを半減さらに俺自身は触れた相手の体力を奪う。残念だよ嬢ちゃん」
『話は終わったか?』
「!!・・・ぶっ!」
神優は崖を踏み台にしてスピードをつけるとそのまま相手の顔に蹴りを入れた
しかしリーダーは神優の足を掴むと岩がある所に投げつけた
中「神優!!」
リーダーは違和感に気づいた
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AI(プロフ) - とても面白かったです!更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2019年3月25日 23時) (レス) id: 93828e9472 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:好影 | 作成日時:2019年2月3日 0時