真面じゃない ページ27
中也side
太「神優が来たならここにいる奴らを倒すことができるかもしれない、でも私が考えたこの作戦は残った三人がどこまで耐えられるかと芥川君がどれだけ早く増援部隊と合流出来るかにかかっている」
中「真面じゃねえな」
太「此処に真面な人間が一人でもいるかい」
太宰がニヤッと笑うとそれに釣られて俺と芥川の口端も上がる
神優の方を見ると敵も自分達より小さい子供がここまで戦えるとは考えていなかったために無闇に手出し出来ないでいた
中「神優!!」
俺の声に神優も神優に群がっていた奴らもこっちを見る
中「あの大岩のところまで走れ!!」
俺が指さしたのは俺達からも神優からも離れている、そこら辺に転がってる岩の中で一番でかい岩
神優が走り出したと同時に芥川は出入口である洞窟へ走り出す
敵はどちらを追いかければいいか迷い隊形が崩れる
そして芥川を逃がすことが目的と判断した敵は芥川を追って洞窟に入ろうとしたが
『くぬぬぬぬ、おららぁぁぁ!!?!』
神優が投げた大岩に塞がれた
太「これで邪魔されなくなった、がどこ迄私たちが耐えられるか」
中「手前は引っ込んでろ邪魔だ、俺と神優で片付けてやる」
『途中でギブアップしないでよ』
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AI(プロフ) - とても面白かったです!更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2019年3月25日 23時) (レス) id: 93828e9472 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:好影 | 作成日時:2019年2月3日 0時