夜兎兄妹の姉は双黒の知り合い (ページ17)

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向き不向きページ17

ＮＯside
神優は金色夜叉を横に蹴り飛ばし再び傘を振るったが何かに阻まれ後退した

見ると大きな注射器をもったエリスがいた

森「それほどの力が異能力じゃないとは、やはり君は見逃せないね」

神優は傘を肩に担ぐと

『首領さんよ、人には確かに向き不向きがありなりたいものと向いてるものが違う事があるかもしれない・・・でも楽な方を選ぶということはそれは逃げだ。

そうなれば私は自分を許せないなにより大切な人との約束だからね。だから私は守る側になりたいからね』

森は何かを考えている
数秒たった後

森「良いだろう」

森の言葉に全員が驚いた

森「君のなりたいものとやらを見極めさせてもらおうか。期限は一ヶ月、審判はここにいる我々。もしなりたいものをはっきりできなかった場合はポートマフィアに入ってもらうよ」
『わかった

・

・

・

じゃあ一ヶ月分の食事よろしく』←
森/太/中「「「え」」」
『当たり前じゃん、一ヶ月飲まず食わずで生きれるわけないでしょ』

太宰と中也はここに来る前の料理屋の光景を思い出していた
あの量を一ヶ月、一体どれだけの量になるのか

紅「神優はどこから来たのかえ？」
『知らない、気付いたら知らない奴に路地裏に連れてこられてた、寝床は・・・ここでいっか』←
太「仮にも君を狙ってる組織に住み着くの？」
『一ヶ月は見逃してくれるんでしょ、大丈夫あんたらの仕事の邪魔はしないし寝る時以外は外にいるから』
森「いいよ、此方としても君の居場所を把握できるのは有難い」
『じゃ一ヶ月よろしく』

目の前で進んでいく話に太宰と中也は追いつけず頭を抱えた

一方森は神優に年齢を聞きエリスは一緒にお菓子を食べようとせがみ紅葉は今度一緒に出かけようと誘っている

神優も楽しそうにしていた。とてもさっきまで武器を向け合っていたとは思えない光景

太「これから騒がしくなりそうだね」
中「とんでもない奴拾っちまったかもしれねえな」

ここから彼らの騒がしい日常が始まった

そしてこれが神優とポートマフィアそして武装探偵社との出会いの話