【すとぷり】その愛で私を抱きしめてみて (ページ38)

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勢いよくがばっと起きたろん

『おはよ』

目をぱちくりさせてる

な「はぁ…いつもそうやって布団から起き上がればいのに」

こ「だってなーくんが変な事言うから」

そう言って私の足に抱きついてくる

な「はいはい。Aちゃんが作ったお味噌汁あるけど？」

こ「飲む」

すぐに立ち上がる

『二日酔いでしょ？大丈夫？』

こ「別に。逆に良くなるでしょ」

机に置いてあったメガネを取ってろんはリビングへ向かった

な「完全にデレ期だね。久しぶりに会ったから嬉しいんだよ」

『今のがデレてると…？』

な「デレてるデレてる」

はたしてそうなのかと思いつつ私もリビングへ向かって朝ごはんの用意をする

もうさとみ先輩は起きてて頭いてぇと言っている

り「るぅとくんたち遅いね～。苦戦してそう～」

『さとみ先輩もお味噌汁飲みますか？』

さ「飲もうかな。ごめんね朝から」

『気にしないでください』

とりあえずお味噌汁をよそう

『どうぞ！』

ろんとさとみ先輩の前にご飯を置いた

2人はゆっくりご飯を食べ始める

こ「…うまっ」

さ「すごいねAちゃん。」

2人は目を輝かせている

る「や、やっと起きた…」

地味にやつれたるぅとくんが帰ってきた

『大丈夫？』

る「ジェルくんったら酷いんです！眠いからってあそこまで抵抗しなくたって！」

ジ「ごめんて～。いいやろ別に眠かったんだから」

る「古川先輩お味噌汁使ったらやっと起きました…」

ジ「ころちゃん彼女の味噌汁！女が作った味噌汁！最高やろ」

こ「言い方酷すぎ」

そう言って笑うろん

私は急いでジェル先輩の朝ごはんを準備する

「本当にごめんなさいね。朝からいろいろ」

『大丈夫ですよ！慣れっこなので！』

今日から就活生活になる私

みんなの朝ごはんを片して、自分の身なりを整える

髪の毛は一つ結びにしてうすーくお化粧

真っ黒なスーツを着る

『買い物してから帰るからちょっと遅くなるかも』

こ「迎えに行くよ。ついでに買い物僕も行く」

『ほんと？じゃあ面接とか終わったら連絡するね』

こ「おっけー。行ってらっしゃい。気をつけてね」

『うん。行ってきます』

さてさて

頑張りますか