私の話 ページ4
「ヒメノお姉ちゃん♪わたちといっぱいお話しよう？？」
花様はおっしゃいました。
何でしょう、妹の遊び相手になった気分です(笑)
「えぇそう致しましょう♪何をお話ししましょうかね」
「ヒメノお姉ちゃんのこと聞きたいな♪」
「私のことですか？？」
私の事を聞きたい…ですか…
普通のメイドですよ？？
「うん！！わたちに教えてくれりゅ？」
花様…あの…
好きな人を見る時のような、すごくキラキラした目で見ないでください…
どんなことでも話したくなってしまいます…
まあ話すのですけどね(笑)
「私ごときの話でよろしければお話致しますよ」
「ごとき？そんなこと言わないでよ、わたちはお姉ちゃんの話が聞きたいの♪」
あ〜、なんて可愛らしいのでしょう
まるで赤ちゃんのようです(…あの…分かります？？←)
「そうですか…。ではお話致します」
そうして私は、親のこと・メイドになろうと思った理由・星宮グループに来るきっかけなどなど
色んな話をして差し上げました
「お姉ちゃんすごいねぇ♪わたち、お姉ちゃんが好きになった！」
「本当ですか？ありがとうございます♪」
もう…私、花様に夢中です
ずっと花様でいてほしいくらいです、はい
まぁそんなのダメですけど(笑)
「ヒメノお姉ちゃん、わたちの傍にいてね？」
えぇもちろん！
あなたのためなら、何でもして差し上げますよ♡
「かしこまりました、私は常にお傍に仕えておりますよ♪」
「やったぁ♪」
本当に…私を惚れ死にするおつもりですか…
困りますよね？(笑)
っと、花様が突然、下をお向きになりました
せいら様に代わられるようです
「あぁヒメノね。今、花がいたようだけど、何かしていたのかしら」
「えぇ。私の話を聞きたいからと仰ったので、そのお話をさせて頂いておりました」
「…そう。まったく…花はわがままなんだから…」
「花様、可愛らしい方でしたよ」
「感想なんて聞いていないわ。今から寝るから夕食になったら呼んでちょうだい」
「かしこまりました。失礼いたします」
そしてお部屋を退室しました
花様、可愛かったなぁ。
またお話したいですね(笑)
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作者名：さくや＠執事・メイド | 作成日時：2018年9月26日 10時
